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宏観異常

2016年11月14日釧路沖でシャチの発見数が前年比で大幅に減少、続く北海道での動物異変

2017/03/17

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北海道釧路沖における調査の結果、シャチの発見数が前年より大幅に減少していたと伝えられている。

シャチ減少で知っておくべき「あの地震」

これは11月13日に北海道新聞が伝えており、それによると10月18日から11月8日に行われた調査の結果、シャチの発見数が前年の135頭から今季は19頭と86%も減少していたということである。

調査チームの代表は表面水温が例年より2~3度高かったことなどを原因として挙げてはいるものの、急激な減少は動物異変の一つとしてチェックしておいたほうが良いだろう。

シャチと地震との間に関連性があるという情報は多くないが、ひとつ知っておくべき事例が存在する。2015年5月26日に東京湾の入口付近でシャチが3~4頭出現したという話題を覚えているだろうか。珍しいということでニュースでも報じられていたが、この数日後となる5月30日に小笠原諸島西方沖でM8.5という巨大深発地震が発生、東京都小笠原村などで震度5強を記録していた他、東京都心部でも震度4の揺れを観測していたのである。

東京湾に現れていたシャチが小笠原方面から避難していた可能性もないとはいえないが、そう考えると今回の釧路沖におけるシャチ減少も今後の地震発生への懸念が頭をよぎらずにはおれないだろう。

北海道で続く動物の異変

釧路を含む北海道東部はM8クラスの巨大地震まで起きる地震多発地帯として知られており、政府の地震本部も高い確率で近い将来における大地震発生を予測している。

択捉島沖ではM8.1前後の地震が今後30年の間に60~70%の確率で起き得るとされており、色丹島沖ではM7.8前後の地震が同じく60%で、根室沖ではM7.9が50%である以外にも「M7.1前後の一回り小さいプレート間地震」は90%もの高確率で発生するとされている。

こうした点に鑑みれば今回のシャチ減少の不気味さが際立つと言えるが、最近北海道ではこれ以外にも魚の異変が確認されていることにも注意しておいたほうがよいだろう。

11月7日に紹介したが(関連記事参照)北海道ではスルメイカの不漁が深刻化している以外にも秋鮭の水揚げが前年比6割減と大きく落ち込んでいるのである。

一方、イワシやサバについては豊漁で特にイワシの豊漁が大地震の前兆である恐れについて指摘したが、他にも11月2日には函館の近くで深海魚のサケガシラが網にかかったばかりである。

南海トラフ巨大地震や首都直下地震などに隠れて目立たない感もある北海道地方だが、動物の変化が起きているという点は知っておきたいところだ。
 


 

関連URL:【北海道新聞】釧路沖のシャチ発見数、大幅減 今季の調査終了
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