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2016年11月18日福岡県北西沖でM4.2の地震が発生、逼迫する警固断層帯への警戒が広がる

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11月18日の10:19、福岡県北西沖でM4.2・震度3の地震が発生、震源の位置から注目を集めるとともに今後への警戒が広がっているようだ。(画像はYahoo!天気・災害より)

最大M7.7も「待ったなし」の警固断層帯

地震が起きた福岡県北西沖は有感地震を起こしたのが約7ヶ月ぶりで、前回は4月13日の18:53にM2.6。久しぶりの地震だったと言える。同震源においてM4以上を記録したのは2014年12月8日以来、約1年11ヶ月ぶりであった。

今回の地震に関心が集まる理由は11月8日に博多駅前で大規模な陥没事故が起きた際に福岡市の中心部を通っている警固断層帯との関連に不安の声が出ていたため、まさにすぐ近くで起きた地震だとして今後の強い揺れへの懸念が高まったからと言える。

警固断層帯は2005年、まさに今回の震源である福岡県北西部で福岡県西方沖地震(M7.0・最大震度6弱)を観測していたことに加え、ここへ来て再び強い地震が起きる恐れがあると指摘されている場所である。

9月には佐賀大学の専門家が警固断層帯について「活動直前の満期に近づいている」と指摘、「いつ地震が起きてもおかしくない状況で、対策を急いで欲しい」と現地で注意を呼びかけたばかりだった。

また3月にも博多湾で有感地震が多発しているとしてこれを警固断層帯が動く予兆とも考えられるという見解が地元の新聞に掲載され、専門家も「そろそろ断層が動く準備を整えてきた証」として警戒を促していた。

警固断層帯は全体が動けば最大M7.7・震度7にも達すると言われており、直近で動くかもしれないとされている時期に大規模な陥没事故そして今回の地震と繋がれば今後の動向が気になるのも当然といえる。

深海魚にカブトガニ大量死など不気味な兆候も

また九州北部では陥没事故の他にも気になる現象が起きている。6月中旬には福岡県の漁港でサケガシラが揚がっていたほか8月には福岡県の曽根干潟でカブトガニが大量死していると報じられていたのだ。

例年50~60匹が死んでいるというカブトガニが2016年は8月までに既に400匹以上が大量死しているとされ注目を集めていた。原因についてはエイの急増や猛暑による海水温の上昇などが指摘されてはいたが、注目すべきは前回の大量死が2004年だったという点だろう。

前回、カブトガニが大量死した翌年の2005年には前述した福岡県西方沖地震(M7.0)が発生していたからである。

更に11月6日には福岡県北九州地方で震度3の地震が起きていたが、これが前回の南海トラフ地震以降数十年に渡って沈黙していた震源であるため話題になったのを思い出す人もいるだろう。

福岡県北西沖における有感地震発生数を見てみると、近年増加傾向にあることも分かる。

2011年 3回
2012年 1回
2013年 4回
2014年 1回
2015年 3回
2016年 6回(11月18日現在)

こうした点からも警固断層帯には十分警戒しておくべきであるといえる。
 


 



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