地震ニュース

地震予測、宏観異常、予言、前兆

161121ibarakiken-oki

国内地震 発生地震

2016年11月21日茨城県沖でM5.3の地震が発生、また中央構造線に近い場所で

Pocket

 
11月21日の6:59に茨城県沖でM5.3・震度3の地震が発生した。(画像はYahoo!天気・災害より)

2016年再び増加傾向の「茨城県沖M5以上」

日本国内でM5以上の地震が起きたのは2日前、11月19日の和歌山県南部M5.4・震度4以来で、茨城県沖でM5以上の地震を記録したのは9月9日のM5.2・震度3以来約2.5ヶ月ぶりのことだった。

南関東については東大名誉教授の村井俊治氏が2017年初めまでに震度6程度の大地震が太平洋沖を震源として発生する可能性がある、と9月下旬に指摘していたことからも警戒が広がっているが(関連記事参照)、茨城県沖を震源とする過去の地震を俯瞰してみるとある傾向が浮かび上がることが分かる。

茨城県沖を震源とするM5以上の地震発生数が、東日本大震災以降減少傾向にあったにも関わらず、2016年後半に再び増加しているのだ。

2011年 58回
2012年 10回
2013年 08回
2014年 02回
2015年 00回
2016年 03回

続く中央構造線付近での地震

今回の地震で留意しておくべきポイントとしては中央構造線に近い場所であったことが挙げられる。

2日前の11月19日に和歌山県南部で発生したM5.4・震度4の地震も中央構造線からほど近い場所であったことを含め、日本列島を東西に貫く中央構造線断層帯への注目度が今回の茨城県沖で更に高まることになりそうだ。11月に入ってから中央構造線付近での地震が多発する傾向は収まっていない。

11月03日20:50 M3.0 震度1 愛媛県南予
11月05日13:45 M3.3 震度1 伊予灘
11月08日21:43 M4.2 震度2 茨城県沖
11月09日07:09 M3.1 震度1 千葉県北東部
11月09日15:14 M3.0 震度1 豊後水道
11月09日15:37 M2.7 震度1 紀伊水道
11月10日03:55 M3.3 震度1 埼玉県南部
11月10日11:31 M2.7 震度1 長野県中部
11月11日00:44 M1.9 震度1 薩摩半島西方沖
11月11日13:54 M4.8 震度1 伊勢湾
11月15日01:15 M4.6 震度3 茨城県沖
11月19日11:48 M5.4 震度4 和歌山県南部
11月19日17:51 M3.2 震度1 和歌山県南部
11月20日08:09 M3.7 震度1 茨城県沖
11月21日06:59 M5.3 震度3 茨城県沖

4月の熊本地震がまさに中央構造線上と言える震源だったことから、当時専門家が中央構造線断層帯のライン上で地震が多発する可能性に言及していた。東海大学海洋研究所教授で地震予知研究センター長の長尾年恭氏は4月下旬、メディアでこう語っていたのである。

「このMTL(※中央構造線)沿いで断層の破壊が進んでいるのは間違いない。破壊の影響は少しずつ蓄積され、ボタンが1つずつ弾けるように、今後10年でゆっくり時間をかけて関東のほうまで地震の連鎖が広がることもあり得る」

上記で茨城県沖でのM5以上地震が2016年に回数が増えたとして紹介した3回のM5以上地震が起きたのは8月19日・M5.4、9月9日M5.2そして今回の11月21日M5.3である。いずれも熊本地震以降であるのは不気味といえるだろう。
 

関連URL:【zakzak】四国沖で震度3「南海トラフ巨大地震」予兆か 熊本地震2週間前にも三重県沖で


記事が面白かったら「いいね!」 


Pocket

-国内地震, 発生地震
-, , , , , ,