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2016年12月8日夜、トカラ列島近海で大規模な群発地震が発生し強い地震への警戒が広がる

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12月8日の夜、トカラ列島近海で多数の有感地震が発生し話題になっているようだ(画像はYahoo!天気・災害より)。

トカラ列島近海で大規模な群発地震

12月8日夜のトカラ列島近海における地震は19:59から9日の0:21までの約4時間で24回にも達していた上に、12月5日から連日揺れが発生しているのと合わせればここ数日で実に31回もの有感地震を観測していたことになる。

2015年7月に海上保安庁がトカラ列島の海底で熱水が湧き出す海底火山を発見したと発表していたことや、つい先日と言って良い11月中旬には神戸大学海洋底探査センターがトカラ列島からもほど近い鬼界カルデラの調査でマグマ活動を示す結果が出たと発表したばかりであったことなどから(関連記事参照)、同震源における群発地震と火山活動の関連性を懸念する声が出るのも当然であろう。

「トカラの法則」で強い地震も?

しかし、トカラ列島近海での群発地震が注目を集める理由はそれだけではない。同震源で地震が続いた際、その後大地震が起きていたケースもあるからである。

最も知られているのが東日本大震災の約1ヶ月前、2011年2月3日から大震災直前の3月7日にかけて断続的に23回もの群発地震を起こしていたことだろう。また2016年4月中旬の平成28年熊本地震の前にも、4月1日から8日にかけて8回の地震が発生していた。

更に2000年10月6日の鳥取県西部地震(M7.3)の直前10月2日から5日にかけても34回の地震を記録していたのである。

こうした点からトカラ列島近海における群発地震を「トカラの法則」と呼びその後の強い地震への警戒を促す声も少なくないが、強い地震に繋がらなかった例も勿論存在している。

トカラ列島近海で10回以上の群発地震があった際、その後M6.0以上の国内地震が発生していたかどうか見てみると勿論起きていなかったケースもある。しかしそうした場合でも海外でM7以上の地震に繋がっていたケースも多く、今回も既にソロモン諸島でM7.8の地震が起きている(関連記事参照)。

トカラ列島近海での群発地震に注目が集まるのも当然と言えそうだ。

トカラ列島近海での群発後に起きていた地震

1996年02月17~24日 17回
1996年02月17日 M6.8 震度4  福島県沖
1996年02月22日 M6.1 震度3  択捉島南東沖
1996年03月10日 M6.2 震度1  北海道東方沖
1996年03月17日 M6.6 震度2  小笠原諸島西方沖

2000年10月02~07日 39回
2000年10月03日 M6.0 震度3  三陸沖
2000年10月06日 M7.3 震度6強 鳥取県西部
2000年10月27日 M6.3 震度2  父島近海

2011年02月02~11日 17回
2011年03月09日 M7.2 震度5弱 三陸沖
2011年03月11日 M9.0 震度7  三陸沖
(M6以上多数)

2012年08月17~18日 13回
2012年08月27日 M7.3 エルサルバドル
2012年08月31日 M7.6 フィリピン
2012年09月05日 M7.6 コスタリカ

2016年04月24~26日 11回
2016年04月29日 M7.3 バヌアツ

2016年07月04日   13回
2016年07月30日 M7.6 マリアナ諸島

2016年12月05~09日 31回
2016年12月09日 M7.8 ソロモン諸島
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