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2016年12月15日米国西海岸で地震が増加、15日には死者3,000人のサンフランシスコ地震そばでも

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米国西海岸でここ数日地震が多発している。日本時間12月8日の23:49にはM6.5の強い地震が起きていた他、12月15日未明の1:41にもM5.0の地震が浅い場所で発生するなど小さな揺れを含めればかなりの数に達しているのだ(画像は12月15日12時現在、過去24時間以内に発生した地震分布。USGSより)

地震が多く発生している一帯には大地震を起こすサンアンドレアス断層があることやカリフォルニア付近では度々強い地震に見舞われてきたことから今後の動向に注意が必要だろう。

サンアンドレアス断層付近では20世紀以降、複数回の被災地震を起こしており、中でも1906年のサンフランシスコ地震では3,000名が亡くなり22万人以上が家を失ったとされている。

1906年04月18日 M7.7 サンフランシスコ地震(死者3,000人)
1989年10月18日 M6.9 ロマ・プリータ地震(死者62人)
1994年01月17日 M6.7 ノースリッジ地震(死者60人)

サンアンドレアス断層ではサンフランシスコ地震を起こした北部セグメントで強い地震が起きておらず、Wikipediaによると2003年のアメリカ地質調査所予測では2032年までにMw6.7以上の地震が発生する確率は62%にも達しているという。

また南部でも歪みが蓄積しており、過去300年間歪みが解放されていないとされていることから、ロサンゼルスやサンフランシスコといった都市部に深刻な影響をもたらす地震が発生する可能性が指摘されている。

今回の地震増加でサンアンドレアス断層の動向には注意する必要があるが、12月15日未明に起きていたM5.0の地震がサンフランシスコ地震の震源とも近い場所である点が目立つ。下記の図はUSGSで20世紀以降M5以上を観測した米国西部地震の震源をマッピングしたものだが、水色が1906年のサンフランシスコ地震の震源である。

そして、白い点は2016年11月28日のM5.5、黄色が12月8日のM6.5、オレンジが12月15日未明のM5.0である。サンフランシスコ地震の震源から極めて近い場所で発生していたことがわかるだろう。

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尚、2015年の映画「カリフォルニア・ダウン」はサンアンドレアス断層における大地震を描いた作品である。
 


 

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