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2016年12月25日チリ南部でM7.6の大地震発生、日本への影響は?

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12月25日の日本時間23:22にチリ南部でM7.6の大地震が発生した(画像はUSGSより)。

2016年に発生したM7.5以上の地震としては世界で7回目となる強い地震であった。

03月02日 M7.8 スマトラ島
04月16日 M7.8 エクアドル
07月29日 M7.7 マリアナ諸島
11月13日 M7.8 ニュージーランド
12月08日 M7.8 ソロモン諸島
12月17日 M7.9 パプアニューギニア
12月25日 M7.6 チリ南部

今回のチリ南部M7.6は地震多発地域として知られるチリでの大地震であっただけにそれほどの意外感はないが、地震の多いチリにおいては比較的珍しい震源だったと言えそうだ。上記の図は1901年以降にチリで発生したM7.5以上の地震震源をマッピングしたもので、水色は1960年5月22日に起きた観測史上世界最大であるM9.5の超巨大地震の震源を示している。

この地震では当時、津波によって日本でも142名の犠牲者を出したが、今回の地震はそこから南に下ったオレンジの位置で発生していた。このマッピングからわかるのはチリでは北部での大地震は頻発するものの、南部でM7.5以上の地震が起きたケースはそれほど多くないという点である。ここから今回の地震はチリとしては比較的珍しい震源で起きたと言えるわけだが、今回の震源のすぐ南における地震はM9.5チリ地震のわずか2週間後となる1960年06月06日M7.8であるだけに、チリにおける地震の連鎖は年明けにかけて十分考えられると言って良いだろう。

さて気になる日本との連動だが、チリ南部一帯で20世紀以降に起きていたM7.0以上の大地震は今回を含め5回。過去の4回についてその後日本での強い地震に繋がっていたケースがあったかどうかを調べてみると、特に傾向性は見られなかった。その意味では日本への波及についてそれほど神経質になる必要はないと言えるが、別の点で気になる要素も今回のチリ地震で挙げられそうだ。

冒頭で今回のチリ南部M7.6が2016年にはいってから7回目となるM7.5オーバーの大地震だったと紹介したが、上記の一覧を見るとそのうち4回が11月以降に発生しており、12月に入ってから既に3回の大地震が起きていることがわかるだろう。更にこの7回をマッピングすると下記の通りとなる(USGSより)。日本では熊本地震や鳥取県での地震があったとは言え、M7.5以上という規模で見た場合2016年は北半球が揺れていないのだ。地震活動が活発化してきた2016年11~12月、2017年にかけてこれまで揺れていなかった北半球で大地震が起きる可能性は高いであろうし、その場合当然日本も含まれてくることだろう。

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