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2016年12月26日昭和南海地震の翌日から地震増加した高知県中部で1年4ヶ月ぶりの有感地震

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12月26日の9:49に高知県中部を震源とするM3.7・震度3の地震が発生した(画像はYahoo!天気・災害より)。


地震の規模こそM3.7と有感地震としては小さかったものの、南海トラフ巨大地震との繋がりも否定できない場所だっただけに注目を集めているようだ。

高知県中部という震源はそれほど有感地震が多い場所ではなく、今回の地震は有感地震としては2015年8月14日以来、凡そ1年4ヶ月ぶりであった。

地震本部の分析によると高知県における内陸活断層地震として考えられるのは中央構造線断層帯が主で、最大でM8.0程度にも達する恐れがあるとされているが今回の震源は中央構造線から多少南にズレた場所であるため、それほど心配する必要はなさそうだが、それよりも南海トラフとの関連で見た時に、高知県中部を震源とする地震に見られる傾向に目を向けてみることにする。

まず高知県中部で発生していた有感地震の回数を10年単位で区切ってカウントしてみるとこのようになる。

1931~1940年 06回
1941~1950年 33回
1951~1960年 19回
1961~1970年 06回
1971~1980年 08回
1981~1990年 10回
1991~2000年 12回
2001~2010年 17回
2011~2016年 11回(2016年まで)

昭和東南海地震・昭和南海地震が1944年と1946年に起きていた1940年代が最も多く、その後次第に減少していったのがわかる。しかし、1960年を底に地震発生回数は再び増加に転じているのである。2000年代の17回に対し2010年代は2016年時点で11回であることから、2020年までには更に増えそうであり南海トラフ方面での地震活動において前兆としての内陸地震が増えるという説にも合致しそうである。

そして高知県中部における有感地震と南海トラフ巨大地震の関係を前回の昭和東南海地震・昭和南海地震に照らして当時の地震について調べてみると、高知県中部では1940年5月17日から1946年12月22日まで有感地震は起きていなかった。

昭和東南海地震は1944年12月7日、そして昭和南海地震は1946年12月21日であったことから、高知県中部では数年間有感地震がなかったにも関わらず昭和南海地震の翌日から活動を開始していたのである。

前回と同じ傾向を示すということであればまだ当分、南海トラフ巨大地震までに時間があるということにはなるが、昭和南海地震の翌日から数年ぶりに地震活動が活発化した高知県中部でここ数年じわじわと地震が増加しているのは不気味であると言えるだろう。
 


 



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