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2017年01月09日山梨県中・西部で5ヶ月ぶりの有感地震、震度7引き起こす可能性ある活断層付近で

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1月9日の5:41に山梨県中・西部でM3.2・震度2の地震が発生した(画像はYahoo!天気・災害より)。

同震源における有感地震としては2016年7月31日以来約5ヶ月ぶりで、震度2以上を観測したのは2013年4月8日のM3.5・震度2以来およそ3年9ヶ月ぶりのこととなる。

それほど有感地震が多いとはいえない山梨県中・西部だが、1929年以降の有感地震発生記録を調べてみると、今回の震源位置である「北緯35.7度/東経138.7度」の地点で有感地震が起きたという記録はない。

また今回の震源を山梨県の活断層に照らしてみると藤の木愛川断層に近い場所で発生していたようだ。山梨県の資料によると同断層で発生しうる地震は最大震度7、死者1,828名・全壊棟数38,169棟と甚大な被害を及ぼすということであるため、付近では今後の動向に注意を要すると言えるだろう。

山梨県中・西部における有感地震数を年代ごとに見てみると21世紀に入ってから増加傾向にあることがわかる。

1931年~1940年 24回
1941年~1950年 07回
1951年~1960年 14回
1961年~1970年 08回
1971年~1980年 02回
1981年~1990年 06回
1991年~2000年 10回
2001年~2010年 20回
2011年~2017年 17回(1月9日まで)

2011年以降、6年間で17回という記録からは2020年までに更に増えることになりそうで、地震活動は長期的に見れば高まりつつある傾向を示していると言える。

1930年代に24回の有感地震を記録した際には1939年にM4.3、1940年にはM4.8・M4.3と強めの地震が増加した影響が大きく、1950年代の14回の際には1959年に記録上最大となるM5.7・震度4の地震が観測されていた。こうした点に鑑みれば今回の地震数増加も比較的大きな地震に繋がる可能性は否定できない。
 


 

関連URL:【山梨県】警戒すべき活断層による地震(PDF)


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