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2017年1月13日大阪府南部で2度の有感地震が発生、中央構造線や上町断層帯の近くで

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1月13日の0:13と0:21に大阪府南部でそれぞれM2.8とM2.6の有感地震が相次いで発生した(画像はYahoo!天気・災害より)。

1月13日に大阪府南部で2度の有感地震

大阪府南部で有感地震が観測されたのは2016年5月3日のM3.2・震度2以来約8ヶ月ぶりであるが、大阪府南部はそれほど有感地震の多い場所ではなく、1926年以降の有感地震としては今回が84回目と85回目であった。また1日に2度の有感地震を記録したのは2000年8月27日以来およそ16年半ぶりのことである。

今回の震源は「北緯34.3度/東経135.2度」の地点であったが、この震源における地震は21世紀になってから急増している。2000年以降に起きた大阪府南部における有感地震31回のうち、半分以上に当たる19回が今回と同じ北緯・東経で発生しており、震源の深さはいずれも「ごく浅い」か「10km」である(今回はどちらも10km)。

その意味では最近多い震源での地震と言うことも出来るが、大阪府では「大阪府北部」でも1月8日の23:06にM2.4・震度1の揺れがあったばかりであることから、地震に対する警戒が強まっているようである。

中央構造線と上町断層帯

今回の2度の揺れで最も注目されるのがどちらもほぼ中央構造線上で発生した地震だったという点であろう。2016年4月の平成28年熊本地震が中央構造線上であったことはよく知られているが、過去に中央構造線上で短期間のうちに大地震が相次いだという記録もあるために四国から近畿、関東まで伸びている中央構造線上での地震波及は昨年以降、しばしば話題になってきた。

今回の揺れが中央構造線上に影響を及ぼしたかどうかはまだ不明だが、規模が小さいとは言え今後に留意しておくべきだろう。また活断層という点からはもうひとつ、すぐ近くに上町断層帯が存在しているという点も気になる所である。

上町断層帯は最大でM7.5程度の地震を引き起こす可能性があり、30年以内に地震が発生する確率は2~3%程度とされてはいるが、平均活動間隔が約8,000年であるところ、既に28,000年~9,000年前を最後に活動が止まっており、いつ地震が発生してもおかしくない状態でありリスク評価では最高の「Sランク」となっているためだ。

2013年には活断層を取り上げたNHKの特集「MEGAQUAKEIII」の中で「次の直下地震はどこか」としてこう警告されていた。

「なかでも科学者たちは大阪平野を縦断する上町断層帯に警戒を強めている。上町断層帯は、震度7の地震を引き起こし4万人以上の死者が出る可能性があると指摘されている。(中略)今回の調査により、従来の想定を超えた地震が発生する可能性があることが分かった。」
 


 

関連URL:【gooテレビ番組】MEGAQUAKEIII(1)次の直下地震はどこか


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