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2017年02月11日福島県沖でM5.2の地震発生、11月のM7.4南北でも活発化し始めた地震活動

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2月11日の6:05に福島県沖でM5.2・震度3の地震が発生した(画像はUSGSより)。

日本国内におけるM5以上の地震としては1月28日の秋田県内陸北部M5.0・震度3以来約2週間ぶり、また東北地方太平洋側でのM5以上としては1月26日の岩手県沖M5.1・震度3以来16日ぶりのことで福島県沖を震源とするM5以上としては1月5日のM5.8・震度4から5週間ぶりとなる地震であった。

福島県沖と言えば2016年11月22日のM7.4という強い地震を思い出す人が多いだろうが、震源の位置を比べると今回のM5.2はM7.4震源の沖合で発生していたことがわかる(上記画像参照:水色がM7.4、オレンジが今回のM5.2)。

多数のグレー点は11月21日以降現在までに発生したM4.5以上の地震震源をマッピングしたものだが、約2.5ヶ月の間に周辺ではかなり多くの有感地震が起きていることがわかるだろう。

その意味では今回のM5.2もM7.4の余震活動の一環と捉えることが出来そうだが、気になる点もある。福島県沖M7.4地震以降、東北地方太平洋岸を震源とした有感地震の発生数がどのように推移しているか調べてみると、福島県では12月に47回と余震の影響が出ていたものの1月には17回と激減し、2月もこれまで7回と落ち着きを見せている。

ところが、福島県以外の南北では少々違った傾向を見せているのだ。青森県では12月の3回が1月には5回に、岩手県では12月の6回が1月には8回、そして宮城県でも12月の11回に対して1月には15回の地震とそれぞれ増加傾向にあるのである。

更に茨城県では12月が37回、1月が21回と余震の影響は減ってはいるものの2月に入ると地震数が増加しており11日朝までに既に13回の有感地震が起きている。千葉県ではどうかというとこちらも茨城同様で12月7回、1月4回だが2月になってからもう3回の地震が発生している。

こうしてみると11月22日の福島県沖M7.4の余震が収束傾向になるのと入れ替わるように南北で地震活動が活発化し始めたと捉えることも出来るだろう。特に注意すべきが茨城県である。12月から現在までの有感地震発生数を合計すると福島県の24回に対し茨城県では34回と現時点で福島県以上に地震が起きているためで、首都圏に近い分地震への警戒は強めておくべきだろう。

福島県M7.4の波及効果が南北における地震活動に影響を与えているとすれば、今回のようなM5オーバーがトリガーとして作用する可能性も否定は出来ないと言える。
 


 



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