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2017年02月28日福島県沖で前日に続く強い地震、今度はM5.6・震度5で気になる「80年前の再来」とは

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2月28日の16:52に福島県沖でM5.6・震度5弱の地震が発生した。前日の27日にも震度4を含む地震が相次いでいた(関連記事参照)だけに今後への警戒が広がっているようだ(画像はUSGSより)。

再び活発化する福島県沖

日本国内で震度5弱以上の地震が起きたのは2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱以来ちょうど2ヶ月ぶりのことであったため2017年に入ってから最も強く揺れた地震だったと言える。また国内で発生したM5.5以上の地震としては1月5日の福島県沖M5.8・震度4以来こちらも約2ヶ月ぶりといえるため、最近の東北地方太平洋側における地震の増加が今回の震度5弱で鮮明になったという印象を与えている。

福島県沖と言えば2016年11月22日のM7.4・震度5弱がすぐに思い浮かぶが、27日の地震の際にも紹介した通り福島県沖での有感地震数は最近増加傾向にある。12月1月とM7.4の影響が徐々に減じられていたにも関わらず、2月になってから回数が増加しているのである。

2016年12月 44回
2017年01月 12回
2017年02月 18回(2月28日18:00現在)

福島県沖で起きたM4.5以上の有感地震に絞り回数を見てみるとその傾向は更に顕著となる。月の前半・後半で分けてみてみよう。

12月前半 7回
12月後半 3回
01月前半 3回
01月後半 0回
02月前半 2回
02月後半 4回(2月28日18:00現在)

活発化しつつある福島県沖での地震だが、今回の震源の位置を11月22日のM7.4と比較したものが上記である。水色が2016年11月22日のM7.4、そして赤色が今回のM5.6・震度5弱である。黄色は2月27日に起きていた3回の有感地震を示している。

M7.4の震源の南北で活発化しているようであるが、今後大地震が起きないとは言い切れない事例が約80年前に記録されている。

80年前の再来の可能性も?

1933年3月3日、東日本大震災の震源から比較的近い昭和三陸地震と呼ばれるM8.1の巨大地震が発生、3,000人以上の犠牲者を出したが、それから5年後に福島県東方沖でM7クラスの地震が立て続けに起きていたのである。

1938年11月5日にM7.5とM7.3、そして翌日にM7.4、更にその翌日11月7日にもM6.9。これらは福島県東方沖地震と呼ばれ東北地方から関東地方にかけて津波が押し寄せたと言うが、2016年11月22日の福島県沖M7.4はこのパターンと同じ東日本大震災から5年8ヶ月後。果たしてこれは偶然の一致だったのだろうか。

他にも近い例がある。1896年6月15日の明治三陸地震(M8.2~M8.5)、1897年の三陸沖M7.7から8年後の1905年にやはり福島県沖でM7.1の地震が起きていたのである。

1938年のケースでは約2ヶ月後の12月いっぱいでM5以上の余震活動はほぼ収束していたが、今回は2月になってからの地震増加である。更に1938年の場合は今回より沖合で発生していたため、より陸地に近い場所でM7クラスが相次げば被害も大きくなる上に原発への影響も懸念されるが、80年前の再来が2016年11月のM7.4で終わりなのかどうかはまだわからない。
 


 

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