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2017年03月12日クジラ後相次ぐ鹿児島での地震今度は薩摩半島西方沖でM5.1、大地震の恐れ指摘も

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3月12日の3:49に薩摩半島西方沖でM5.1・震度3の地震が発生、前日の2回に続き鹿児島県での地震が相次いでいる(画像はYahoo!天気・災害より)。

クジラ打ち上げ後に相次ぐ鹿児島での地震

鹿児島県では3月10日にクジラが6頭、海岸に打ち上げられていたばかりであるため、翌日から早速地震が続発していることから、今後への懸念が増加しているようだ(関連記事参照)。

3月12日にM5.1の地震が起きた薩摩半島西方沖で有感地震が発生したのは2016年12月8日のM2.2・震度1以来約3ヶ月ぶりで、同震源におけるM5を超える地震としては2016年5月14日のM5.0・震度2以来約10ヶ月ぶりのこととなる。

鹿児島でのクジラ打ち上げの翌日だったことから大きな注目を集めた3月11日夜の鹿児島湾震度3の地震を紹介した際(関連記事参照)、鹿児島湾震源の地震が21世紀になってから急増していることがわかったが、似た傾向は今回M5.1を記録した薩摩半島西方沖でも見られている。

1931~1940年 06回
1941~1950年 11回
1951~1960年 23回
1961~1970年 16回
1971~1980年 06回
1981~1990年 14回
1991~2000年 29回
2001~2010年 33回
2011~2017年 68回(2017年03月12日9:00現在)

2016年5月には前月の熊本地震の影響を受けたためなのか1ヶ月間で14回もの揺れが観測されていたが、それでも近年増加傾向にあるとは言え、九州南部での今後の強い地震が警戒される。

今回M5.1を引き起こした薩摩半島西方沖の名前を上げて大地震が起きる可能性を指摘している専門家もいる。東大名誉教授の村井俊治氏で、熊本地震の影響について語った2016年5月の東洋経済「次の大地震は伊予灘・薩摩西方沖を警戒せよ」の中でこう述べていたのである。

「特に中央構造線の延長線上にある伊予灘は要注意。熊本から見て逆方向に当たる薩摩半島の西方沖などでも、大地震が起きる可能性がある。」

いつ起きても不思議ではない南海トラフ巨大地震

また気になるのは上記の地震回数が1950年台と1960年台に増加していた際には、日向灘で複数回強い地震が起きていた点だろう。

1961年02月27日 M7.0 震度5 日向灘
1968年04月01日 M7.5 震度5 日向灘

日向灘での地震は南海トラフ巨大地震のトリガー的な役割を果たす恐れがあると言われているため、最近の地震活動の活発化が日向灘や南海トラフともし関連しているとすれば厳重な警戒が求められることになる。

南海トラフ巨大地震については3月7日に「いつ起きても不思議ではない」と報じられたばかりだった。これはテレビ朝日がニュースとして伝えていたもので、南海トラフの広範囲でひずみが蓄積しているとして専門家が「いつ起きても不思議ではない」と警告しているのを報じたものである。

ナレーション「海上保安庁は9年前から南海トラフの15箇所に観測機を設置し、これまで直接調査出来なかった海底の動きを観測してきました。その結果去年、宮崎県の日向灘沖では1年で2cm、高知県沖では南海トラフ最大となる5.5cmの地殻変動が確認されました」

東京大学地震研究所 平田直教授「地震が起きる場所というのは強く固着している所が最後に変形に耐えきれなくなって(地震が起きる)」「既に南海トラフではいつ大きな地震が起きても不思議はない状況になっているというふうに考えます」
 


 

関連URL:【東洋経済ONLINE】次の大地震は伊予灘・薩摩西方沖を警戒せよ 予測のプロ・村井俊治氏が語る「熊本の次」 【テレ朝news】南海トラフ広範囲で“ひずみ” 海底調査が語る警鐘


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