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2017年03月12日福島県沖でM5.3・震度4がM7.4の北側で発生、三陸沖などで増えている地震との関連は

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3月12日の4:57に福島県沖でM5.3・震度4の地震が発生した(画像はUSGSより)。

福島県沖では3月10日にM4.0・震度1、11日にもM4.0・震度1と有感地震が相次いでいるが、M5を超えた地震としては2月28日のM5.6・震度5弱以来12日ぶりのことであった。

同震源では2016年11月22日にM7.4の大地震が発生、震度5弱を記録したのがすぐに思い浮かぶだろうが、今回の地震を引き起こした震源がM7.4と比べるとどのような位置関係にあるのかを示したのが上記の図である。

これはM7.4以降に付近で発生したM4.5以上の震源をマッピングしたものだが、水色が11月22日のM7.4でオレンジ色が今回のM5.3(黄色は1週間以内に発生していた地震)。M7.4の北東側で起きたことがわかる。

これまでの余震より多少ずれた場所で発生した点が注目されるが、M7.4の震源から見て北側ではここ数日地震が増加傾向にあるという点にも着目しておくべきだろう。

03月07日00:40 M3.5 震度1 宮城県沖
03月07日01:17 M4.5 震度1 三陸沖
03月08日01:08 M4.9 震度3 青森県東方沖
03月08日04:52 M4.5 震度2 三陸沖
03月08日10:55 M3.8 震度1 浦河沖
03月10日14:25 M4.4 震度1 三陸沖
03月10日16:15 M4.0 震度2 宮城県沖

ここで知っておきたいのが、3月11日にNHKが伝えたばかりの三陸沖北部におけるM8クラスの可能性が迫っているという報道だ。

これはこれまでおよそ100年前後のスパンで繰り返し発生していた三陸沖北部のM8クラスの間隔が東日本大震災の影響で短縮される可能性があると指摘しているというもので、東北大学などの研究グループによる観測の結果、三陸沖北部の海底でプレート境界のひずみが溜まり続けていることがわかったという。

「研究グループによりますと、三陸沖北部のプレート境界では、巨大地震の影響で今回解析したおよそ8か月間で5年分に相当するひずみがたまり、地震の発生間隔は4年以上短くなった可能性があるということです。」

三陸沖北部で起きていた過去のM8クラスは以下の通り。

1677年04月13日 M8.0 延宝八戸沖地震
1763年01月29日 M7.9 宝暦八戸沖地震
1856年08月23日 M8.0 安政八戸沖地震
1968年05月16日 M7.9 十勝沖地震

次回は2050年代から70年代にに起きると見られているM8クラスだが、M9の東日本大震災の影響で早まる可能性に鑑みれば、今回の福島県沖M5.3・震度4が直接関係しているとはいえないまでも、11月22日のM7.4から北側で地震が増加傾向にある現状は不気味と言え、今後の発震に気を配ったほうが良さそうに思える。
 


 

関連URL:【NHK】三陸沖北部 M8前後の地震発生間隔が短縮か


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