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2017年03月14日警固断層帯付近で地震が連発、「いつ起きてもおかしくない」専門家指摘と不気味な現象

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3月13日から14日午前にかけて、福岡県北西沖で有感地震が計3回相次いでいる(画像はYahoo!天気・災害より)。

福岡県北西沖における有感地震は多くなく、前回の地震は2016年11月18日のM4.2・震度3と約4ヶ月ぶりのことであったが、その前は2016年4月と更に7ヶ月遡る必要があり、また1日に2度以上有感地震を記録していたのは2009年8月17日の2回以来であった。

03月13日14:33 M3.3 震度2 福岡県北西沖
03月14日07:49 M2.6 震度1 福岡県北西沖
03月14日08:03 M2.5 震度1 福岡県北西沖

福岡県北西沖の地震で最も懸念されるのは何と言っても玄界灘から博多湾を抜け、福岡平野にかけてを貫いている警固断層帯の存在であろう。そして今回の地震もほぼ警固断層帯上と言ってもいいほど近い位置で起きていることから、今後の地震活動の活発化に対し不安が広がるのも致し方ないと言える。

警固断層帯は北西部と南東部に分かれ、前者は2005年に福岡県西方沖地震(M7.0)の震源としてよく知られているが、南東部は最近強い地震は起きていない。そして警固断層帯については2016年秋、専門家が「いつ地震が起きてもおかしくない状況で対策を急ぐべき」と指摘している場所なのだ。

これは2016年9月に福岡で断層の専門家による防災講演会が行われた際に専門家が語っていたもので、当時地元新聞が記事にしていたことがわかっている。

政府の地震本部によると警固断層帯の南東部は平均活動期間が約3,100~5,500年とされているところ、最新の活動時期は約4,300年前~3,400年前と考えられており、いつ起きてもおかしくないという指摘は至極当然である。これに従えば今回の3連発でより強い地震への備えは怠らないようにした方がいい、と言える。

付近では不気味なことも起きている。2016年8月に福岡県の曽根干潟でカブトガニの大量死があったと報じられた話題を覚えている人もいるだろうか。この時、前回の大量死があったのが2004年だったと報じられていたのだが、これは前述した福岡県西方沖M7.0の前年に当たるのである。2016年のカブトガニ大量がは2017年に起きる地震を示唆していた可能性はまだ拭えない。

九州北部という点から言えば他にもある。3月4日に長崎県の五島市でイルカが4頭打ち上げられたのを紹介したが(関連記事参照)、同じ海岸では3ヶ月前にも5頭のイルカが打ち上げられていた。また五島灘では1月に深海魚が捕獲されている。

地震本部では警固断層帯南東部の地震規模をM7.2程度、30年以内発生確率を0.3~6%としているが、もし起きれば2005年の福岡県西方沖M7.0よりも博多の中心部に近い位置で発生することになる可能性があるため、今後の地震活動に十分注視すべきだろう。
 


 

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