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2017年03月28日北海道南西沖でM5.0の地震が発生、北海道から東北にかけての一帯で地震に注意か

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3月28日の7:31に北海道南西沖を震源とするM5.0・震度1の地震が発生した(画像はUSGSより)。

国内に置けるM5以上の有感地震としては3月25日の沖縄本島近海M5.1・震度3以来3日ぶり、また北海道南西沖を震源とした有感地震としては2016年12月8日のM2.8・震度1以来3.5ヶ月ぶりのことだった。

北海道南西沖におけるM5以上の地震としては2010年3月30日のM5.7・震度3から7年ぶりとなる珍しい規模であったが、過去には何度か強い地震も発生している。最も有名なのが1993年の北海道南西沖地震で、M7.8の規模で最大震度は6、当時230人もの犠牲者を出していたが、他にもM6を超える地震もこれだけ起きていた。

1950年06月28日00:41 M6.1 震度3  北海道南西沖
1981年05月09日08:34 M6.4 震度3  北海道南西沖
1993年07月12日22:17 M7.8 震度5弱 北海道南西沖
1993年07月12日23:45 M6.9 震度4  北海道南西沖
1993年07月13日01:01 M6.0 震度4  北海道南西沖
1993年08月08日04:42 M6.3 震度5弱 北海道南西沖
1996年12月22日23:53 M6.4 震度2  北海道南西沖

上記の図は20世紀以降、北海道の西側で発生していたM5.5以上(USGSベース)の地震震源をマッピングしたもので、オレンジ色が今回のM5.0、そして水色が1993年のM7.8を示している。

比較的離れてはいるものの、気になる点もある。というのも今回の震源から近い場所で起きていた地震の際には前後に北海道から東北付近における揺れがかなり増加していたのだ。今回の震源のすぐ東側で起きていた1997年10月10日のM5.2・震度3の場合には前後にM5以上の地震がこれだけ発生していた。

1997年10月09日06:20 M5.8 震度2 釧路沖
1997年10月09日12:29 M5.3 震度2 釧路沖
1997年10月09日13:00 M5.2 震度2 釧路沖
1997年10月10日05:42 M5.2 震度3 北海道南西沖
1997年10月12日04:39 M5.3 震度1 釧路沖
1997年10月12日18:55 M5.6 震度2 国後島付近
1997年10月27日04:06 M5.1 震度3 秋田県内陸南部
1997年11月15日16:05 M6.1 震度4 根室地方北部
1997年11月20日10:56 M5.1 震度2 青森県東方沖
1997年11月23日12:50 M5.8 震度4 秋田県沖
1997年11月28日15:10 M5.5 震度2 オホーツク海南部

またマッピングした震源の更に東側で起きていた1993年8月8日のM6.3は北海道南西沖地震の余震と見られ、一帯が影響を受けていたらしいことがわかる。これらからは、今回の地震が単発で終わるかどうかはまだわからないと言えるが、もうひとつ知っておきたい点がある。

今回の震源は上記のマッピングから分かる通りユーラシアプレート側に位置していることも特徴だが、北側にもうひとつ、ユーラシアプレート内で発生していた地震があるのがわかる。

これは2010年3月30日のM5.7・震度3であったが、上記で紹介した通り北海道南西沖におけるM5以上として前回発生していたものに当たる。深さも今回と同じ10kmであり、比較的数の少ないユーラシアプレート側で続けて起きた形である点は多少不気味と言えるだろう。
 


 



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