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2017年04月18日相次ぐ東京湾付近でのクジラ目撃と千葉県南東沖M4.3地震発生、相模トラフの近くで

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4月18日2:39に千葉県南東沖でM4.3・震度2の地震が発生した(画像はUSGSより)。

千葉県南東沖における有感地震としては2月7日のM3.1・震度1以来2ヶ月ぶりのことであった。首都圏では4月16日に東京都23区で10ヶ月ぶりの有感地震が発生したばかりであるが、これを紹介した際(関連記事参照)に触れた通り16日の昼過ぎには東京湾でクジラが目撃されていた。

更に東京湾におけるクジラは4月17日になっても相次いで目撃されていたため、地震への警戒が強まったばかりのタイミングで今回の千葉県南東沖でのM4超え地震が発生したことになる。

4月17日に目撃されたのは海上保安庁によると8:16に根岸湾海づり公園前、また8:30に第二海堡東方でそれぞれクジラらしき物体について報告されており、これらは別の個体だった可能性が高いとされている。テレビでもニュースとして報じていたことから認識している人も多いだろう。

連日相次ぐ東京湾でのクジラは今後の地震活動を示唆しているのだろうか。千葉県南東沖という震源における地震発生数は少ないとまでは言えないものの年に数回程度であることから目立って多いというわけでもない。1930年代以降、10年ごとの有感地震発生数を調べてみると20~50回程度だが、近年増加傾向にあるようだ。

1931~1940年 42回
1941~1950年 24回
1951~1960年 25回
1961~1970年 31回
1971~1980年 44回
1981~1990年 49回
1991~2000年 51回
2001~2010年 41回
2011~2017年 57回(2017年4月18日まで)

今回の震源位置と20世紀以降、付近で起きたM4.5以上の地震をマッピングしたのが上記の図だが、気になる点としては相模トラフに非常に近い場所で発生していた点が挙げられる。深さこそ90kmであったが、相模トラフは首都直下地震とも関係しているとされるだけに気になる場所だったと言えるだろう。

またもうひとつ気になることがある。相模トラフ沿いで発生していた地震を上記の図から抽出すると、そのほとんどが1990年代以降に起きていた地震なのである。1980年代以降増え続ける千葉県南東沖での有感地震と何か関係があるのだろうか。

尚、上記のマッピング図で水色で示した点はUSGSが1923年の関東大震災の震源位置としている場所である。
 


 



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