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2017年04月24日三河湾で5ヶ月ぶりの揺れ、最近増加傾向にある地震と南海トラフ巨大地震との関連は

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4月24日の5:04に三河湾でM2.9・震度1の地震が発生した(画像はYahoo!天気・災害より)。

三河湾は地震がそれほど多い場所では無いにも関わらず、過去には2,000名以上の犠牲者を出した被災地震も記録されているため、気になる震源だったと言えよう。

前回、三河湾で有感地震が発生したのは2016年11月22日のM3.3・震度2以来5ヶ月ぶりのことだが、その前はと言えば2015年12月24日のM2.8・震度1であったため毎年1~2回程度の頻度であると言えそうだ

しかし、三河湾における過去の地震発生数を調べてみると、1960年代と1970年代にはそれぞれ、10年間で3回、2回と非常に少なかった。これが、1990年くらいから少しずつ増加傾向にあるようである。

1931~1940年 001回
1941~1950年 103回
1951~1960年 011回
1961~1970年 003回
1971~1980年 002回
1981~1990年 006回
1991~2000年 011回
2001~2010年 007回
2011~2017年 011回(2017年4月24日まで)

1940年代に100回を超える地震が起きていたことが注目されるが、これは1945年1月13日の三河地震M6.8・震度7の影響であったと考えられる。この時、死者・行方不明者は2,300名以上を数えていた。

また南海トラフ巨大地震への警戒が強まっているがこの三河地震が1944年12月7日の昭和東南海地震(M7.9)のわずか1ヶ月後に起きていたこと、そしてその翌年1946年12月21日には昭和南海地震(M8.0)とまさに南海トラフ地震と連動したかのようなタイミングで発生していた点は知っておきたいところである。

更に愛知県周辺で過去に強い地震が起きた際には、その前後で南海トラフ巨大地震が発生していたことも少なくない。715年のM7.0の際には684年に南海トラフ全域が震源域となった可能性も指摘されている白鳳地震(M8.2)が、1686年のM7.0の時には1707年に死者2万人以上とも言われる宝永地震が、そして1861年のM6.0の7年前には1854年に安政東海地震(M8.4)と安政南海地震(8.4)がそれぞれ12月23日と12月24日に連続して起きていた。

こうした点に照らせば、1945年の三河地震以来沈黙を守っていた三河湾で有感地震が増加傾向にあるのは非常に不気味と言えるだろう。
 


 



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