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2017年04月30日大隅半島東方沖の地震が朝までに計5回と収まらず、1994年の連発時にはM6.0も

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4月29日の21:32にM5.7を記録した大隅半島東方沖での地震(関連記事参照)が収まりを見せず、30日朝にかけて計5回の有感地震が発生している(画像はUSGSより)。

04月29日21:32 M5.7 震度3 大隅半島東方沖
04月29日21:34 M4.2 震度1 大隅半島東方沖
04月29日22:40 M4.4 震度1 大隅半島東方沖
04月30日04:40 M3.8 震度1 大隅半島東方沖
04月30日05:23 M4.7 震度2 大隅半島東方沖

これらの地震の震源位置を示したのが上の図で、M4.2を除いた4つの地震はこれらの箇所で起きていた(4月30日のM3.8とM4.7の震源は重なっている)。海溝が深くなっていく、位置が比較的広い範囲に渡って崩れていったことがわかるだろう。最初に発生した4月29日21:32のM5.7は水色の点であることから、震源の位置は南西方向にずれていったと言える。

さて、大隅半島東方沖で過去に起きていた地震のうち、短時間の間にこれだけ揺れていたケースはあまり多くない。最も近い例としては1994年2月27日にM4.9、M5.3、M5.3と3回の地震が相次いだ際だが、このときには4月30日に大隅半島東方沖でM6.0・震度4の地震が発生していた。

また今回のM5.7が起きた場所のすぐ近くでは1993年8月2日にM5.6・震度3の地震を記録していたことがあり、この時は5日後に沖縄本島北西沖でM6.3・震度2が観測されていた。

4月30日の7:41には早速石垣島近海でM4.2・震度3が発生していることから、南海トラフから琉球海溝に続く一帯の動きが不気味と言え、今後M6を超える地震の発生にも注意しておくべきである。

世界的に見ても4月25日にチリ中部でM6.9、4月29日にフィリピンでM6.8が起きたばかりであるが(それぞれ関連記事参照)、チリ地震の際に紹介した通り前回2016年12月にM7.6が発生した3日後には茨城県北部でM6.3・震度6弱が、フィリピンで1月にM7.3が起きると日本でも10時間後に小笠原諸島西方沖でM5.1、2月のM6.5の7時間後に福島県沖でM5.2など広範囲で地震が連鎖する傾向は否めない。

こうした点からもチリやフィリピンといった太平洋プレートの東側、南側における強い地震の影響が北に伝播してきた状態である可能性も考えて、数日間は強い地震に注意したほうが良いと言えるのだろう。
 


 



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