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国内地震 発生地震

2017年05月09日宮古島近海でM6.4の地震が発生、国内で発生した地震としては今年最大規模

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5月9日に宮古島近海でM6.4の強い地震が発生した(画像はUSGSより)。

宮古島近海で発生したのはM6.4だけでなくM5.0も直後に起きていたことから、今後の動きが注視される。

05月09日10:54 M6.4 震度3 宮古島近海
05月09日11:06 M5.0 震度1 宮古島近海

M6を超える地震は2017年になってから国内で記録した地震としては最も規模が大きく、M6以上としては2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱以来5ヶ月半ぶりということになる。

また、宮古島近海における有感地震は2月17日のM4.4・震度3以来約3ヶ月ぶりで、今回の有感地震は2017年になってから3回目と4回目である。

宮古島は台湾にも近い場所に位置しているが、20世紀以降、付近で発生していたM6以上の震源をマッピングしたものが上記である。オレンジ色で示されているのが今回のM6.4であるが、震源の位置は南海トラフから琉球海溝に至るラインより浅い場所で起きていたと言えるが、気になるのは九州から沖縄・台湾方面に至る一帯で最近強い地震が目立っている点だろう。

03月02日23:53 M5.2 震度4 日向灘
03月25日01:43 M5.1 震度3 沖縄本島近海
04月29日21:32 M5.7 震度3 大隅半島東方沖

こうした動きが今回の宮古島近海M6.4と無関係だったかどうかはわからない。というのも、沖縄本島北西沖M5.1の際に紹介したが周辺での強い地震が連動していたケースが過去にも見られていたからだ。

1969年09月16日 M5.2 震度1 沖縄本島北西沖
1969年09月18日 M5.9 震度4 大隅半島東方沖
1969年09月18日 M5.5 震度4 大隅半島東方沖

1989年03月17日 M5.5 震度3 沖縄本島北西沖
1989年03月20日 M5.3 震度2 宮古島近海
1989年03月23日 M4.5 震度1 沖縄本島近海

2014年01月28日 M5.1 震度2 沖縄本島北西沖
2014年02月02日 M4.6 震度4 奄美大島近海
2014年02月06日 M5.0 震度3 宮古島近海

これらの事例からは引き続き南海トラフから琉球海溝のエリアにおける地震には十分に注意したほうがよいと言えるだろう。

尚、関連して知っておきたいのは、南海トラフから琉球海溝に至る断層が連動して破壊され超巨大地震に発展する可能性が専門家から指摘されている点である。Wikipediaの「連動型地震」の項目には、「琉球海溝を含む連動地震」としてこう説明されている。

「南海トラフより、同トラフ南西端から続いている奄美群島沖の琉球海溝(南西諸島海溝)までの全長約1000kmの断層が連動して破壊されることで、震源域の全長も2004年のスマトラ島沖地震に匹敵する非常に細長い領域におけるM9クラスの連動型地震、あるいはM9クラスの二つの超巨大地震が連動して発生する可能性があると固体地球惑星物理学の古本宗充は指摘している」
 


 



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