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2017年07月18日アリューシャン列島でM7.7の大地震が発生、半年ぶりとなる今年3回目のM7超え

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7月18日の日本時間9:26にロシア・カムチャッカ半島東部でM7.7の大地震が発生した(上記のオレンジの印)。

付近では7月17日の20:05にもM6.2(当初のM6.6から変更)が発生していたが(関連記事参照)、更に強い地震が発生したことで警戒が高まっている。M6.2以降に発生している周辺での地震(日本時間)。

07月17日20:05 M6.2 アリューシャン列島
07月17日20:23 M5.1 アリューシャン列島
07月17日22:19 M4.4 アリューシャン列島
07月18日08:34 M7.7 アリューシャン列島
07月18日08:49 M5.2 アリューシャン列島
07月18日08:52 M5.1 アリューシャン列島
07月18日08:57 M5.2 アリューシャン列島
07月18日09:26 M5.3 アリューシャン列島

M7.7が起きる前、約10時間の空白は東日本大震災の本震(2011年3月11日14:46)の前7時間が同じように空白であったこと(本震の前に三陸沖で発生していた地震は3月11日07:44)を思い起こさせるが、今回の地震は2017年になってから世界で発生したM7以上の地震としては3回目。1月10日のフィリピンM7.3、1月22日のパプアニューギニアM7.9に続く約半年ぶりとなるものであった。日本でも6月下旬以降震度5が続くなど地震活動が活発化の傾向を見せているだけに、約半年ぶりに発生した強い地震によって地震への注意を促す声も増えそうだ。

さて、20世紀以降、カムチャッカ半島からアリューシャン列島西側で記録されているM7.5以上の震源をマッピングしたものが上記の図である。

流石にM7.5以上の規模ともなれば点在する程度ではあるものの、マップで示した領域内で前回M7.5以上を記録していたのは2014年6月23日のM7.9である(水色の印)。

今回の地震の深さは今のところ11.7kmとなっているが、比較的近い場所で起きていた東側の2つについても震源の深さは20km、10kmとそれぞれ浅かった。これらの地震の際、日本ではどのような揺れが起きていたのだろうか。

まず2つあるうちの右側は1975年2月2日のM7.6であった。この時に直後と言えるタイミングで揺れていたのはこれらである。

1975年02月03日 M5.3 震度2 国後島付近
1975年02月08日 M5.4 震度4 千葉県北西部

アリューシャン列島から反時計回りに影響が及んでいったと考えることも出来そうだが、それ以外に注目されるのがアリューシャン列島M7.6の2日後、2月4日に中国と北朝鮮の国境に近い内陸部でM7.5の地震が起きていたことだろう。これは開城地震と呼ばれ死者1,300名を記録したとされている。

そしてもうひとつ、今回の震源から東側の近い方で起きていたM7.5以上の地震が1929年12月17日のM7.8である。この時日本ではどうだったかというと、1930年2月中旬から5月にかけて伊東で群発地震が起き、その後11月26日には死者272名を出した北伊豆地震M7.3が発生。

これがアリューシャンM7.8と関係していたということは出来ないが、前回紹介した伊豆・小笠原方面で地震が起きる傾向があるという点とは共通しているとも言えるためやはり伊豆・小笠原諸島方面に留意しておきたいところだ。
 


 



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