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地震予測、宏観異常、予言、前兆

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宏観異常

2017年07月25日神奈川県の由比ヶ浜付近の複数箇所で歩道が隆起、「掘らないと原因わからない」

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神奈川県の由比ヶ浜で歩道が隆起しているとの情報がSNSで流され、注目を集めているようだ。

これは7月23日に鎌倉市議会議員の長嶋竜弘氏が市議の観点から日々、街なかをチェックしていた中で見つけたらしく、FacebookやTwitterでこのように報告しているというもの。

長嶋「由比ヶ浜134号沿いの歩道が隆起しています。近隣の歩道も数ヶ所隆起しているので、大丈夫か?と役所に問い合わせしたところ、はがして掘ってみないと原因がわからないので、少しお時間を下さいとの事でした。」

市議による発信であることから情報の信憑性が高い点と1ヶ所のみならず数ヶ所が隆起しているという点、それに今のところ原因がわからないとされている点から関心を持つ人が増えているようだ。

由比ヶ浜は鎌倉市南部で相模湾に面していることから、仮に地下で何らかの異変が起きているとすれば当然首都圏での地震に対する警戒にも直結してくるわけだが、現地から南東方向には三浦半島断層群が走っていることや、1923年の関東大震災における震源域にも含まれる場所であるため、謎の歩道隆起の原因究明が待たれている。

三浦半島断層群で予測されている地震の規模は地震本部によると6.1程度から6.7程度で、30年発生確率は高いところで6~11%と決して低いとはいえない。また相模湾東部では1257年にM7.3の強い地震が起き、鎌倉で山崩れや社寺の倒壊を招いたとの記録も残っている。

更に長期的なスパンで地震の傾向を捉えた場合にも首都圏は要注意と言って良い状態にあると言える点にも注意しておいた方が良さそうだ。2011年の東日本大震災が869年の貞観地震(M8.6)と類似しているという指摘が大震災直後から聞かれているが、その前後に起きていた地震の数々をなぞるかのように現代、強い地震が続いているためである。

貞観地震と同じ869年に発生していたとされる肥後国地震は2016年の熊本地震に、また863年の越中・越後地震は2007年の新潟県中越沖地震に、他にも868年の播磨国地震は1995年の兵庫県南部地震を彷彿とさせ、880年の出雲地震に該当するものとして2000年の鳥取県西部地震や2016年の鳥取県中部地震がすぐに思い浮かぶだろう。

こうして当てはめていくと、貞観地震当時に起きていた強い地震の中で、いくつか未発生の地震がある。そのうちのひとつが887年の仁和地震(M8.5)に当たるだろうとされる南海トラフ巨大地震であり、878年の相模・武蔵地震(M7.4)なのである。

863年 越中・越後地震
→2007年 新潟県中越沖地震(M6.8)

867年 陸奥国大地震
→ ?

868年 播磨国地震(M7台)
→1995年 兵庫県南部地震(阪神淡路大震災 M7.3)

869年 貞観地震(M8.6)
→2011年 東日本大震災(M9.0)

869年 肥後国地震(M7以上?)
→2016年 平成28年熊本地震(M7.4)

878年 相模・武蔵地震(M7.4)
→ ?

880年 出雲地震(M7.0)
→2000年 鳥取県西部地震(M7.3)

887年 仁和地震(南海トラフ巨大地震? M8.5)
→ ?
 


 

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