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2017年08月02日未明から朝にかけて2度の震度4など茨城県で地震相次ぐ、知っておきたいこととは

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8月2日未明から朝にかけて、茨城県で2回の震度4を含む地震が相次いでいる(画像はUSGSより)。

8月2日未明から朝にかけて茨城県で2度の震度4など地震連発

8月2日の2:06に茨城県北部でM5.5・震度4、そして7:16に茨城県南部でM4.6・震度4と強い地震が連発するなど8月2日の7:30までに茨城県の北部と南部で6回もの有感地震が続いている。

それだけではない。茨城県沖でも7月28日にM5.0を記録するなど、ここに来て茨城県周辺での地震が多発傾向にあるのだ。これは7月20日以降、2週間弱の間に付近で起きていた有感地震の一覧である。

07月20日10:15 M4.0 震度2 茨城県北部
07月21日16:07 M4.3 震度3 千葉県北西部
07月23日17:57 M3.4 震度1 埼玉県北部
07月25日09:52 M3.7 震度1 茨城県沖
07月26日01:07 M3.2 震度2 茨城県南部
07月28日16:16 M5.0 震度1 茨城県沖
07月28日22:31 M3.4 震度1 茨城県南部
07月29日11:31 M2.6 震度1 茨城県沖
07月29日17:23 M3.5 震度1 茨城県沖
07月31日11:37 M2.9 震度1 茨城県南部
08月02日00:38 M3.6 震度2 茨城県南部
08月02日02:02 M5.5 震度4 茨城県北部
08月02日03:24 M2.8 震度1 茨城県北部
08月02日04:32 M3.1 震度1 茨城県北部
08月02日05:22 M3.2 震度1 茨城県北部
08月02日07:16 M4.6 震度4 茨城県南部

今回、8月2日2:06に発生した茨城県北部M5.5・震度4の地震だが、国内で起きたM5.5以上の地震としては7月28日の鳥島近海M5.6・震度1以来5日ぶりのことであった。また震度4以上を観測した地震としては7月20日の福島県沖M5.6・震度4以来約2週間ぶりのことだった。

更に茨城県北部として今回と同規模以上の地震が起きたのは2016年12月28日に震度6弱を記録したM6.3以降初めてのことであったため、注目を集めるのも当然だろう。なお、8月2日の7:16にM4.6・震度4の地震が発生した茨城県南部でも前回震度4を記録したのは2016年9月7日のM4.9・震度4であることから8月2日は朝までに年に何度もない規模の地震が茨城県では相次いだ、ということが出来る。

2度の震度4、同位置で東日本大震災後にも地震

次に2度の震度4について震源の位置を見てみると上記の図のようになる。これは2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱(水色で示した場所)以降のM4.5以上について今回の震度4の震源位置と共にマッピングしたものである。オレンジ色が2:02の茨城県北部M5.5・震度4で赤色が7:16の茨城県南部M4.6・震度4である。

それほど強い相関関係はなさそうだが、震源の位置・深さが同位置の過去地震を調べてみると今回発生した2度の震度4地震はそれぞれ、東日本大震災後にも揺れを引き起こしていたことがわかった。

まず02:02の茨城県北部M5.5・震度4であるが震源の位置は「北緯36.8度/東経140.6度・深さ約10km」である。この場所で過去にM5.0以上の規模で発生した地震を見てみると、2011年4月14日のM5.2・震度4と1回だけ該当する地震が見つかった。

次に7:16の茨城県南部M4.6・震度4だが、こちらの震源位置は「北緯36.1度/東経160.0度・深さ約50km」。この位置でM4.0以上の規模の地震が起きたのは過去に数回あるが、2011年4月26日にもM5.0・震度4が記録されている。

震源の位置と深さが一致する地震がいずれも東日本大震災直後のタイミングでそれぞれ発生していたのは今回の地震が東日本大震災の影響の一端であった可能性も拭えないと言えるだろう。その意味では囁かれているM8クラスの「最大余震」への関心も高まりそうだ。

周辺で起きていた気になる現象とは

茨城県周辺で最近見られていた現象としては、2週間前に日立市の久慈浜海水浴場でドチザメとみられるサメ約30匹が入り込んだ件がまず挙げられるが、他にも6月につくば市の池で鯉が大量死したという話題もあった。

更にネット上には7月下旬に茨城県で井戸を使っているという人物が水と一緒に大量の砂が出た、と書き込んでいたのが確認されている。この人物によると東日本大震災の数日前にも同様の現象があった他、過去にも数回砂が出たことがあり、それらの際にはいずれも数日内に茨城県で震度4程度などの地震が起きていたと言うことだった。ネット上の書込みであるため真偽を確かめる術はないものの今回の震度4を示唆する現象だったのだろうか。

他にも7月末に今度は埼玉県北部で先週から井戸が枯れているという書込みもあるなど、関東地方で今回の地震前にこうした現象が報告されていた点は知っておいたほうがよいのかもしれない。

関東地方と言えば東大名誉教授の村井俊治氏が4月にテレビで東京や埼玉、神奈川、千葉といった「南関東周辺」で「震度5弱以上の地震が起きる可能性が極めて高く緊急性がある」と警鐘を鳴らしていたことから(関連記事参照)、更なる強い地震の発生にも十分注意しておく必要があるだろう。
 


 



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