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2017年08月08日中国四川省でM6.5の強い地震が発生、過去に見られたパターンとその後の地震とは

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日本時間8月8日の22:19に中国内陸部・四川省でM6.5(日本ではM7.0と報道)の強い地震が発生した(画像はUSGSより)。

四川省でM6.5の強い地震が発生

世界遺産である九寨溝にも近い場所であることや震源が9km(日本では20kmと報道)と浅かったことから被害が懸念されている。

上記の図は20世紀以降に発生していた中国内陸部におけるM6.5以上の地震をマッピングしたもので今回の地震はオレンジ色で示されている。そして、今回の震源から重なるように近い場所で過去に地震が起きていたことがわかる。

震源位置が重なっている2つの地震はいずれも1976年に発生していたもので、ひとつが1976年8月16日のM6.9、そしてもうひとつが1976年8月23日のM6.7である。また多少南にずれた位置に記されている大きめの地震は1933年8月25日のM7.3。

これらの地震後に日本で強い地震が起きていたかどうか調べてみると、1933年のケースでは9月21日に能登半島でM6.0が観測されており死傷者が60人出ていた、と記録されている。

しかし、今回の四川省における地震の震源からより近い場所で発生していた1976年8月の2回のケースではその後M5台こそ複数回起きてはいたものの被災地震は記録されておらず、また1933年のように日本海側で強い地震があったというわけでもない。

従って今回の四川省M6.5が日本に直接影響を及ぼす可能性のある要素は今のところ見つかっていないが、それ以外では注目しておくべき情報もあるのだ。

千島列島から中国中部へのパターン

7月31日に千島列島でM5.4の地震が起きた際、周辺で過去に発生していた地震の記録から中国における強い地震に繋がる可能性があると指摘していたのを覚えている人はいるだろうか(関連記事参照)。

これは7月31日の千島列島M5.4から近い場所で過去に記録されていた地震のその後を調べると中国で強い地震が起きていたというもの。

2013年04月19日 M7.2 千島列島
2013年04月20日 M6.9 中国中部

この2013年4月20日の中国中部M6.9の位置が上記の図で水色で示した場所だったのである。つまり2013年の千島列島→中国中部の地震発生パターンが2017年に再現したわけだが、何か地震活動における関連があるのだろうか。

こうなると気になるのが2013年と同じパターンで日本への影響があるとした場合、当時どのような地震が起きていたのか、という点になるだろう。

2013年4月19日に千島列島、20日に中国中部、と続いた後、日本では4月21日に鳥島近海でM6.7という地震を観測していた。また4月29日には茨城県沖でM5.7、さらに5月中旬になると5月16日に岩手県沖でM5.1・震度4、18日には福島県沖でM5.9・震度5強など強い地震が相次いでいたが、最も注目すべきは5月24日にサハリン近海でM8を超えるM8.2という巨大地震が起きていたという点だろう。果たして今回はこうした地震が再び起きるだろうか。
 


 



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