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2017年08月13日種子島南東沖でM5.1、付近で起きていたその後の強い地震の傾向とは

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8月13日の3:23に種子島南東沖でM5.1・震度2の地震が発生した。有感地震としてのM5以上は2017年になってから国内でこれが47回目。6月に8回、7月に11回、そして8月に入ってから既に4回と地震活動が活発化していると捉えるべきだろう(画像はUSGSより)。

種子島南東沖でM5.1、周囲で増加する強い地震

種子島南東沖で有感地震が発生したのは8月1日のM4.4・震度1以来12日ぶりであるが、この震源は有感地震が多い場所というわけではない。種子島南東沖における有感地震発生数は2016年が3回、2015年が4回、2014年が3回と年に数回というレベルである。これに照らせば2017年8月に既に2回目という状態が周囲における地震活動が盛んになっていることを物語っていると言えよう。

実際、九州南部から沖縄県にかけての一帯で強い地震が相次いでいる。8月に入ってからこれまでに発生した4回のM5以上のうち、なんと8月2日の茨城県北部M5.5・震度4を除く3回がこのエリアにおける地震なのである。

08月04日 M5.3 震度3 西表島付近
08月08日 M5.0 震度3 沖縄本島近海
08月13日 M5.1 震度2 種子島南東沖

気になる情報も出ている。東大名誉教授の村井俊治氏による「週刊MEGA地震予測」が、8月9日に公開した最新号の「トピックスと地震予測サマリー」において、全国的な観測データの変更を伝えるとともに「南西諸島は方向がバラバラで不安定な動き」と指摘しているのである。こうしたデータは増加する鹿児島から沖縄にかけての地域における今後の地震活動と関係しているのだろうか。

付近ではその後5回中2回「長野県でM6.8」

さて、今回の地震の震源付近で過去に起きていた地震とその後に発生していた地震の特徴について見てみよう。上記の図はこれまでに周辺で観測されたM5以上の震源をマッピングしたもので、今回の地震はオレンジ色で示されている。

震源の深さは気象庁によると10km、USGSは20.3kmと記録しているが、今回の震源近くで起きていた北側と東側に位置する5回の地震も震源の深さは18.6km~33kmと比較的近いことから、これらについてその後起きていた地震について調べてみた。

全てに共通する際立った傾向は見られなかったものの、最も気になったのが1984年と2014年の2回のケース。種子島南東沖でそれぞれ地震が発生した後に、長野県でいずれもM6.8という強い地震が記録されていたからである。

1984年08月11日 M5.4 震度1  種子島南東沖
1984年09月14日 M6.8 震度4  長野県南部

2014年11月19日 M4.8 震度2  種子島南東沖
2014年11月22日 M6.8 震度6弱 長野県北部

2014年の事例では種子島南東沖からわずか3日後に長野県北部でM6.8・震度6弱という地震が起きていたわけだが、長野県北部と言えば7月に専門家が強い地震を警告していた場所。8月11日の夕方にも3回の地震が相次いだばかりの震源である(関連記事参照)。果たして何らかの関係はあるのだろうか。
 


 

関連URL【週刊MEGA地震予測】2017年8月9日発行(Vol.17,No.32)


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