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国内地震 発生地震

2017年09月08日未明、小笠原諸島西方沖でM6.1が発生、硫黄島近海での地震にも注意必要か?

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9月8日未明、2:27に小笠原諸島西方沖でM6.1・震度3の地震が発生した(画像はUSGSより)。

日本国内でM6以上を記録した有感地震としては7月18日のアリューシャン列島M7.8・震度1を除けば今回が3回目、7月13日の日本海西部M6.3・震度1以来となる。

M6以上を記録した地震の発生回数は熊本地震のあった2016年で25回。また2014年と2015年でもそれぞれ13回であった点に照らせば、2017年9月の時点での3回という数字はいかにも少ないが、これを東日本大震災の影響が収まってきたためと見るか年末にかけて増える可能性があると見るかは判断の分かれるところだろう。

さて、小笠原諸島西方沖での有感地震としては6月17日のM4.8・震度1以来約3ヶ月ぶりとなる今回の地震であったが、同震源について真っ先に思い出すのは2015年5月30日に深さ682kmという超深発でM8.1という巨大地震が起きていたことだろう。

この時の震源と今回の震源の位置関係を示したのが上の図である。USGSに記録されている地震のうち、M6以上を抽出したマップで、水色が2015年5月のM8.1、そしてオレンジ色の震源が今回の震源を指している。震源の深さが今回は460kmと2015年の時とは異なっているが、それほど遠くない場所で起きていたことがわかる。

今回の震源付近でも過去にM6以上の地震が観測されていたことがわかるが、これらにおいてその後の地震に何か共通点はあったのだろうか。

今回の震源付近で過去に起きていたM6以上の地震とその後の揺れを調べてみると、硫黄島近海で地震が発生していたケースが複数見られた。

1955年05月14日 M6.7 震度1 小笠原諸島西方沖
1955年05月30日 M7.1 震度1 硫黄島近海
1955年05月30日 M7.5 震度3 硫黄島近海

1996年06月26日 M6.1 震度2 小笠原諸島西方沖
1996年07月07日 M6.2 震度1 硫黄島近海

また、2015年5月30日のM8.1の際にもその直後とも言える翌日というタイミングでやはり硫黄島近海での地震が記録されていたのである。

2015年05月30日 M8.1 震度5強 小笠原諸島西方沖
2015年05月31日 M5.6 震度1  硫黄島近海

小笠原諸島西方沖、硫黄島近海共に有感地震となる回数はそれほど多くないが、硫黄島近海で2000年3月28日に発生していたM7.9・震度3の前、2000年3月12日にも小笠原諸島西方沖でM5.0・震度1が起きていたことからも、小笠原諸島西方沖の南側に位置する硫黄島近海での地震が起きる可能性がある、と言えそうである。
 


 



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