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2017年09月13日名古屋市の川でイワシが大量死、関東大震災の前には神奈川で見られた遡上の影響は

2017/09/14

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9月13日に名古屋市の川で大量のイワシが死んでいるのが見つかった、と報じられている。

13日の午前、名古屋市の堀川で約14,000匹のマイワシが死んでいるのが見つかったというもので、酸素量が低下していたことによる酸欠が原因ではないかとみられているそうだが、問題はイワシの遡上について市の担当者が「(川を上ってくるのは)イワシは記憶になく珍しい」と語っている点だろう。

イワシの打ち上げはしばしば地震の前兆ではないかと考えられることで知られており、地震前後に海底に流れる電流を魚が感じ取って異常行動を起こすのではないか、プレートの振動によって生じる電磁波が魚に影響を与えているのではないかと指摘する専門家もいる。

イワシの場合には打ち上げだけでなく豊漁も地震と関連付けられることがあり、東スポは2014年11月に「大量のイワシ打ち上げと大地震の関係は」という記事の中で過去、イワシの豊漁と大地震がこれだけシンクロしていた、と説明していた。

東スポ「イワシ豊漁と地震のシンクロとして、1896年に明治三陸沖の大地震、1933年に昭和三陸沖の大地震、23年に関東大震災、46年に昭和南海地震、2011年に東日本大震災が起きた。」

関東大震災の際、イワシが神奈川県の複数の川で見られていたとされていることが有名であることから今回のイワシ遡上も地震の前兆ではないかとの警戒が広がるのはやむを得ないだろうが、最近の事例ではどうなのだろうか。

2014年11月3日に北海道むかわ町でイワシが打ち上げられた際には同日午前、胆振地方中東部でM4.6・震度4の地震が起きていた。また2015年2月下旬に岩手県の漁港へ大量のイワシが押し寄せた際には、2月末にかけて三陸沖でM5.9の地震が2度発生していたのである。

更に2017年には6月1日に山口県の瀬戸内海側で大量に打ち上げられていたが、この時はほど近い豊後水道で6月20日にM5.0・震度5強。最も近い事例としては6月23日に福井県坂井市の砂浜にイワシの稚魚が大量に打ち上げられ、その2日後の6月25日、長野県南部でM5.7・震度5強の地震が起きていた。

いずれも因果関係は不明だが、今回は東南海地震の震源域からも近い名古屋におけるイワシの事例、果たして何らかの地震に繋がるのだろうか。
 


 

関連URL:【産経ニュース】名古屋の川、イワシ大量死…酸欠か、異例の現象 【東スポ】北海道で「大量のイワシ打ち上げ」気になる大地震との関係は…


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