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国内地震 発生地震

2017年09月15日中国地方で地震増加、鳥取県西部地震や芸予地震の震源でも揺れ、南海トラフとの関連は

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ここ数日、中国地方における有感地震が相次いでいる(画像はYahoo!天気・災害より)。

9月12日以降、中国地方で発生した地震は5回に達している。

09月12日 M3.1 震度1 島根県西部
09月12日 M3.3 震度1 安芸灘
09月14日 M2.6 震度1 岡山県南部
09月14日 M2.4 震度1 岡山県南部
09月14日 M3.4 震度2 鳥取県西部

これらの多くはそれほど地震の多い震源ではない。

島根県西部:前回の地震は8月4日M2.7・震度1。2017年に入ってから今回が2度目の地震である。1926年以降、96回の地震が観測されているがそのうちの約半分近く、45回が21世紀に入ってからであり、更に2011年以降が26回を占めるなど近年、地震が増加傾向にある。

安芸灘:前回の地震は8月29日M3.1・震度2。今回の地震は2017年3回目である。2001年3月24日には芸予地震(M6.7・震度6弱)が発生。1927年以降176回の地震が観測されており、そのうちちょうど半分に当たる87回が21世紀に起きているなどこちらも地震観測技術の進化を含めて考えても最近増加傾向にあると言える。

岡山県南部:9月14日に2回の有感地震が発生した岡山県南部で前回揺れが観測されたのは2016年12月31日のM2.5。1926年以降の地震発生数はわずか45回と少ない。うち21世紀になってからの地震は14回。非常に地震の少ない震源であるにも関わらず9月14日に2度の地震が記録されたのが目立っている。

鳥取県西部:この震源では2000年10月6日に鳥取県西部地震(M7.3・震度6強)が発生、2000年だけで500回以上の有感地震が起きていたことから過去の地震数自体は多いが、これを除けば少なく、過去10年間で記録されていた有感地震は今回を含め18回。前回の揺れは2014年12月17日のM2.5・震度1であり、今回は約2年9ヶ月ぶりとなる珍しい地震であった。

いずれもそれほど有感地震が多くない震源においてここ数日の間に地震が相次いでいる点は西日本における今後の展開に多少注意した方が良さそうだ。

更に南海トラフ巨大地震とも無関係と考えるわけにもいかないだろう。南海トラフ巨大地震の前には西日本などにおける内陸部での強い地震が相次ぐとされており、1995年の阪神淡路大震災や上記でも触れた2000年の鳥取県西部地震、2001年の芸予地震、それに2007年の能登半島地震や2016年の鳥取県中部地震などが該当するとの指摘もあることから、鳥取県西部や芸予地震の震源であった安芸灘での地震は無視できないからである。

またここ数日の間に「芸予地震」「鳥取県西部地震」での震源地震が含まれているのも不気味だが、それ以外の震源でも気になる点がある。島根県西部では1944年12月7日の昭和東南海地震(M7.9)の4ヶ月前、1944年8月に3回の有感地震が発生していたし、安芸灘でも1944年4月に2回、6月に1回の地震がそれぞれ起きていた。また岡山県南部では有感地震自体が非常に少ないにも関わらず、1946年12月21日の昭和南海地震(M8.0)からわずか3日後の12月24日に地震が発生していたからである。
 


 



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