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国内地震 発生地震

2017年11月11日宮城県沖でM4.9・震度4の地震が発生、同一震源における最近の傾向は

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11月11日未明、01:38に宮城県沖でM4.9・震度4の地震が発生した。

日本国内で震度4以上を観測した地震としては11月3日の十勝沖M5.1・震度4以来8日ぶりで、2017年としてはこれが36回目であった。ちなみに2017年に起きた強い揺れは震度5強がこれまでに4回記録されているものの、2016年に11回を数えた震度6弱以上の強い揺れはまだ発生していない。

宮城県沖での有感地震としては11月6日のM4.0・震度1以来5日ぶりで、同震源で震度4を記録した地震としては2016年11月12日のM5.8・震度4からちょうど1年ぶりだったということになる。

次に今回の地震の震源を詳しく見てみると、震源位置は「北緯38.4度/東経141.9度・深さ約60km」であった。宮城県沖は非常に地震の多い場所であることから、深さまで一致する同一条件での地震もこれまでに数多く発生しており、今回を含めると44回に達するが、注目すべき点はその全てが東日本大震災以降に起きていたという点だろう。東日本大震災前にも多数の地震が発生していた宮城県沖において、今回の震源と同一の場所で起きていた事例はひとつもないのである。

東日本大震災をきっかけとして地震活動が活発化した震源と言えるだろうが、もうひとつ気になる点がある。まず東日本大震災が起きた2011年以降、宮城県沖で発生してきた有感地震の数を年ごとにカウントするとこのように年を追うごとに減少傾向にあることが分かる。

2011年 659回
2012年 394回
2013年 275回
2014年 177回
2015年 174回
2016年 126回
2017年 095回(11月11日10:00まで)

ところが、今回の震源「北緯38.4度/東経141.9度・深さ約60km」についてその回数を年ごとに並べてみると、2016年まで順調に減少していたにも関わらず、2017年に入ってから逆に増加しているのだ。

2011年 14回
2012年 12回
2013年 07回
2014年 03回
2015年 03回
2016年 01回
2017年 04回(11月11日10:00まで)

付近における今後の地震活動に注意しておいたほうが良さそうだ。宮城県沖ではこれまでにも6回、M7以上の大地震が起きており、1933年の昭和三陸地震(M8.1)から数年以内にも3回のM7以上が記録されていたにも関わらず、東日本大震災以降、M7以上がまだ1回しか起きていない点も近い将来のM7オーバーへの警戒を高めておく必要を感じさせる。

尚、地震本部では宮城県沖でM7.0~M7.3の地震が発生する30年確率を「60%程度」と予測している。
 


 

※画像は気象庁より。


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