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2017年11月14日インドネシア・スマトラ島北部でマッコウクジラ12頭が打ち上げられる

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インドネシア・スマトラ島北部の海岸で11月13日、マッコウクジラ12頭が打ち上げられたとロイターが伝えている。

それによると12頭のマッコウクジラのうち2頭は負傷しているものの、地元の住民などによって沖合への誘導による救出作業が行われたと言うが、イルカやクジラの打ち上げであることから地震との関連が取り沙汰されそうだ。

イルカやクジラと地震発生を関連付ける科学的な根拠は証明されていないが、大量打ち上げの直後に被災地震が起きていた例があるのは事実であり、東日本大震災の約1週間前に茨城県の海岸で約50頭のイルカが打ち上げられていたことや、2016年の熊本地震の際にも本震の1~2週間前に熊本県や長崎県でザトウクジラが定置網にかかったり打ち上げられていたことがわかっている。

また2017年にも、3月1日に大分県の沖合にザトウクジラが出現すると翌日に日向灘でM5.2・震度4、3月10日に鹿児島県でマッコウクジラが6頭打ち上げられた際にはその2日後に薩摩半島西方沖でM5.1・震度3、更に6月10日の宮崎県クジラ7頭打ち上げから10日後の6月20日には豊後水道でM5.0・震度5強など被災地震とはならなかったもののM5以上の地震が起きていた例が複数確認されている。

もちろん、これら以外にもイルカやクジラの打ち上げ・座礁は存在していることからこうした現象が地震と直接的に関わっていると決めつけることは出来ないが、似たような事例は海外でも見つかっている。

多くの死者を出した2011年2月22日のニュージーランド・カンタベリー地震(M6.1)の2日前に付近でイルカが100頭以上打ち上げられていたのは有名だが、2016年7月21日にチリで70頭のクジラが打ち上げられると4日後にチリでM6.1といったケースもあるのである。

今回のスマトラ島北部でのクジラ12頭打ち上げが地震に繋がるかどうかはまだわからないが、不気味なのはスマトラ島という位置でクジラの大量打ち上げが起こったという点だろう。「スマトラ島沖地震」と言えば2004年に22万人の死者を出したM9.1の超巨大地震をはじめ2005年にM8.6、2007年にM8.5、2012年にもM8.6と巨大地震が相次ぐ場所として有名であるためだ。

上記は2017年になってから発生したM6以上の震源マッピングだが、赤で囲ったのが今回マッコウクジラ12頭が打ち上げられたアチェ州の位置。果たして地震は起きるのだろうか。
 


 

※画像はUSGSより。
関連URL:
【ロイター】インドネシアでクジラ12頭座礁、住民らが救出にあたる


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