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2017年11月20日東京都隅田川に小型イルカ「スナメリ」、イルカ・クジラの迷い込みや出現後の地震は

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11月に入り東京都の隅田川に小型のイルカ「スナメリ」が迷い込み、目撃情報が相次いでいると報じられている。

東京湾から迷い込んだ可能性があるということだが、イルカであること及び首都圏での珍しい目撃ということで地震との関連を不安視する声も出そうだ。

東日本大震災の直前に茨城県で大量に打ち上げられていたことや、その直前に起きたニュージーランドの地震でも2日前に大量座礁していたことからクジラやイルカの打ち上げが地震の前兆ではないかと疑う声が増加しているが、科学的な根拠が見つかっていない点には注意しておく必要がある。

しかし、熊本地震の直前にも複数回見つかっていたなどクジラ・イルカと地震との関係への懸念は未だに根強い。では、打ち上げや座礁といった現象以外の、今回のように迷い込んだというケースや出現したといったケースでその後地震に繋がっていたケースはあるのだろうか。

実は2017年にも複数回、湾内などにイルカやクジラが迷い込んだという事例が存在している。その中で最も注目を集めたのは2016年の大晦日と2017年元日、高知県の港に相次いでイルカが現れ、その4日後にも徳島県の浜でハナゴンドウが浅瀬に迷い込んだ例だろう。場所柄、南海トラフ巨大地震との関連が囁かれたが、この時はその後強い地震は起きていなかった。

また2月にも数日間、和歌山県の港にイルカが迷い込んだり、3月下旬には東京湾で複数回クジラが目撃された事例、更に7月中旬に大阪湾の入江に2頭のイルカが迷い込んだ、という例もあるが、これらについてもその後の強い地震には繋がっていない。

こうした点からは今回の隅田川におけるイルカ迷い込みもそれほど心配する必要はない、と言って良いだろう。

但し、あくまで関連は不明だがその後地震が発生していたケースがないわけでもない。

1月、福島県の港にイルカの群れが出現した際に11日後に福島県沖でM5.2・震度3、その8日後に千葉県東方沖でM5.4・震度4、そしてその9日後に再び福島県沖でM5.6・震度5弱が起きていた事例。

3月には大分県の沖合でザトウクジラが見つかると翌日日向灘でM5.2・震度4。鹿児島県でクジラの打ち上げやシャチの死骸打ち上げ、鹿児島湾内でのクジラ目撃が相次いだ際には下旬にかけて薩摩半島西方沖や種子島近海、沖縄本島近海でM4.8~M5.1の地震がそれぞれ発生していたこともある。

7月に茨城県の海水浴場に約30匹のドチザメが現れた時には、翌日に福島県沖でM5.6・震度4が観測されていたし、東京湾ということで言えば4月中旬に八景島付近でクジラが目撃された際、同日に東京都23区をお震源とするM3.7が、そして翌日には千葉県南東沖でM4.3・震度2が起きた、という事例もあった。

遡れば他にもある。2015年夏に茨城や千葉、神奈川の海水浴場でサメの出現が相次いだ時には8月に茨城県北部と福島県沖でそれぞれ震度4が、また9月12日には東京湾でM5.3・震度5弱という地震が発生していたのである。

しかし、首都圏における通常と異なる異変としては2015年5月下旬、東京湾にシャチが出現した際に起きていた地震に最も注目すべきだろう。5月30日に小笠原諸島西方沖でM8.1という巨大地震が発生していたからだ。

現在、無感地震を含め八丈島近海での地震が11月に入って複数回観測されていることから伊豆・小笠原方面への注目が高まりつつある時期だっただけに、今回の隅田川へのイルカ迷い込みはこうした点からも不気味であると言える。
 


 

関連URL:【日テレNEWS24】珍しいイルカ「スナメリ」か…隅田川で目撃


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