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2017年11月30日択捉島付近でM5.2、2年3ヶ月ぶりとなる有感地震が発生

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11月30日の07:32に択捉島付近でM5.2・震度1の地震が発生した。

日本国内におけるM5以上の有感地震としては11月24日の奄美大島近海M5.2・震度1以来6日ぶりだが、択捉島付近での有感地震としては2015年8月28日のM5.0・震度1以来およそ2年3ヶ月ぶりとなる珍しい揺れであった。

択捉島付近を震源とする有感地震は1927年以降今回が56回目という少なさだが、過去には1978年12月06日のM7.2・震度4のように大地震を引き起こしたこともある。

これまでに付近で発生してきたM5以上の地震をマッピングした図が上記で、1978年のM7.2の震源位置は水色の場所である。今回の震源を示しているオレンジ色の丸印付近では択捉島の南側と比較すると強い地震が少なかったことがわかるが、今回の震源位置「北緯45.1度/東経146.3度」では確かにこれまで有感地震が発生した記録はない。

こうしたことからは今後の傾向は掴みにくいと言えるが、もうひとつ、今回の地震が特徴的だった点がある。震源の深さが約10kmと非常に浅かったのだ。択捉島付近における過去の有感地震の中で、震源の深さが30km未満であったのは1934年09月05日のM5.6・震度1が深さ14km以来なんとおよそ80年ぶり。

では、この約80年前に起きていた択捉島付近M5.6・震度1以降どのような地震が起きていたかと言えば、10月にかけて北海道周辺で数回、M5を超える地震が記録されていた。9月21日に釧路地方中南部でM5.3・震度2、そして10月6日に十勝沖でM6.2・震度2を含む4回の揺れ、そして10月24日の青森県東方沖M5.5・震度2などである。

今回の地震それ自体に注目する必要はなさそうだが、北海道では11月下旬に新聞が「サケ不漁の謎」として四半世紀ぶりとなる不漁に警鐘を鳴らしていたばかりであることから(関連記事参照)周辺にまで目を向けて俯瞰すれば、択捉島付近における珍しい地震も多少の不気味さは否めない。
 


 

※画像はUSGSより。


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