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2017年12月01日山形県置賜地方でM2.8、「また」2年数ヶ月ぶりの震源で地震が発生

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12月1日の03:34に山形県置賜地方を震源とするM2.8・震度1の地震が発生した。

規模が小さかったとは言え、この地震が注目されるのは山形県置賜地方を震源とする地震としては2年2ヶ月ぶりという珍しさであった点である。

前回揺れたのは2015年10月01日のM3.4・震度1。山形県置賜地方ではこれまでに、今回を含め102回の有感地震を観測しているが、そのうちの79回が東日本大震災以降に発生しており、2011年をピークに減少傾向にあった。

2011年 32回
2012年 26回
2013年 10回
2014年 06回
2015年 04回
2016年 00回
2017年 01回(12月01日06:00まで)

2016年には0回だった有感地震が2017年に再び記録されたことで、今後地震が増加するかどうかが注目されるが、今回の震源付近では強い地震は見込まれるのだろうか。

今回の地震の震源は山形県と福島県の県境に近い場所で起きたが、位置的には長井盆地西縁断層帯の南端からそれほど離れていない。

山形県が公開している「山形県の活断層」によると、長井盆地西縁断層帯の平均活動間隔は約5,000年~約6,300年で、最新の活動時期は約2,400年前以降だという。想定マグニチュードはM7.7で、被害想定は死者1,706人とされており、地震本部の30年地震発生確率は0.02%である。

次に今回の震源を細かく見てみよう。震源の位置は「北緯37.8度/東経140.0度」で、今回を含めこれまでに76回の有感地震が記録されている。

そして、そのうちの75回が東日本大震災以降であることから、前述した通り山形県置賜地方を震源とする、東日本大震災以降に起きた79回の有感地震のうち、75回までが今回と同一震源で発生しているのだ。予断を許さない場所と言って良いだろう。

今回の地震を単独で見ればそれほどの情報はないが、気になるのは「2年2ヶ月ぶり」という間隔だ。

というのもここ数日、「2年数ヶ月ぶり」という珍しい地震が相次いでいるためで、11月28日には東京都多摩東部で2年5ヶ月ぶりの地震、そして11月30日にも択捉島付近で2年3ヶ月ぶりの有感地震が発生していたことから(関連記事参照)、今回の山形県置賜地方での2年2ヶ月ぶりが3ヶ所目、ということになる。

いずれも共通している「2年数ヶ月ぶり」が何を意味しているのか。2015年と言えば5月に小笠原諸島西方沖でM8.1の巨大地震が起きたことや箱根山の火山活動が活発化し、一時避難指示が出されたこと、また9月には阿蘇山の噴火や東京湾を震源としたM5.3の地震が発生していた。

更に2016年4月には熊本地震が起きるわけであるが、相次ぐ2年数ヶ月ぶりの有感地震は何らかの再来の予兆なのだろうか。
 


 

※画像は気象庁より。
関連URL:【山形県】山形県の活断層


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