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地震予測

2017年12月13日鳥取県中部地震を予測していた専門家が2018年01月の「伊豆大地震」に警鐘

2018/02/17

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12月13日に埼玉大学名誉教授の角田史雄氏が2018年01月に伊豆で大地震が発生する可能性を予測しているとメディアが伝えている。

これは現代ビジネスが「来年1月、伊豆で大地震が起こるかもしれない」として角田教授の警告を経済産業研究所上席研究員の藤和彦氏が紹介しているというもの。

藤氏は角田教授と「8年以上にわたる付き合いを続けてきたが、その間、彼の予測の正確さや妥当性を何度も見せつけられている」として警鐘を鳴らしている。

角田教授の「熱移送説」に基づく地震発生予測はこれまでにもメディアに紹介されたことがあり、且つ角田教授は2016年2月には既にJBPRESS上で「2017年から2018年にかけて、伊豆・相模地域でかなり大規模な直下型地震が発生する恐れがある」と指摘していたことから、今回の予測がこれに沿ったものだとすればそれほどの目新しさはない。

しかし今回、角田教授は熱移送説に基づいて2013年の西之島火山噴火による熱エネルギーが「来年1月にも伊豆・相模地域に到達する」また最近伊豆大島の西側で小規模地震が頻発しているとして「伊豆半島またはその近海で大規模な地震が発生する可能性が高い」「2018年1月」という詳細な時期を提示したことから、予測は反響を呼びそうだ。

今回、角田教授の予測を紹介した藤氏は角田教授によるこれまでの実績として東日本大震災直後に「富士山付近で余震が起きそうだ」と指摘を受けたところ4日後に静岡県東部でM6.4・震度6の地震が発生していたこと、また熊本地震発生後の2016年7月に「中国地方で地震発生の可能性が高まっている」という予測の後、2016年10月に鳥取県でM6.6・震度6弱が起きていたことを挙げているが、鳥取県中部地震の的中については直後のタイミングでも角田教授が著書の中で「次は中国地方の日本海沿岸地域が危ない」と警告を発していたという形でメディアが紹介していた。

ここでも伊豆・相模地域への言及が含まれていたが、2016年2月の段階では「2017年から2018年にかけて」とされていた時期がこの時、10月の時点では「2017年後半から2018年にかけて」と時期を狭めた形で表現されており、これが今回、約1年を経て「2018年1月」とまで限定された形での予測となっているのだろうか。

では、直近で伊豆や小笠原方面における強い地震が発生する可能性のサインはあるのだろうか。ひとつ気になる点がある。12月09日に紀伊半島沖で深発地震が複数回発生した際に、地震が起きた場所のひとつについて過去のデータを調べたところ、伊豆・小笠原方面におけるM7クラスに繋がっていた事例が目立っていたのだ(関連記事)。

過去6回のうち4回で2~3ヶ月以内に東海道南方沖や鳥島近海、それに小笠原諸島西方沖といった場所でM7.2、M6.9、M8.1、M6.1がそれぞれ起きていたというもので、時期的にも2018年1月前後と符合する。

藤氏は「予測に絶対はなく、角田氏の研究もまだ途上ではある。恐怖をあおるつもりもない」と過剰な不安を抱かないよう添えているが、「それでも、その可能性を指摘する学者がいるのだから、念のために注意しておこう」と呼びかけており、年初にかけて伊豆方面における地震への注目度が増すのは必至と言えるだろう。
 


 

関連URL:【現代ビジネス】「来年1月、伊豆で大地震が起こるかもしれない」ある地震学者の警告 【JBPRESS】直下型地震の前触れ?伊豆・相模地域は要注意 「熱エネルギーが間もなく到達」と埼玉大・角田教授が警告 【JBPRESS】「熱移送説」が予測していた鳥取地震 東京オリンピックは防災こそがいの一番の課題


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