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国内地震 発生地震

2017年12月15日東京湾で2年ぶりの有感地震が発生、同震源では翌日茨城でM6.0起きていたケースも

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12月15日の11:42に東京湾を震源とするM4.4・震度2の地震が発生した。

同震源での地震後に目立っていた傾向は

震源の位置は浦賀水道付近であったが、注目されるのは東京湾震源の有感地震としては2015年12月26日のM3.4・震度2以来2年ぶりという珍しさであったという点である。

また、東京湾震源のM4以上としては2015年09月12日のM5.3・震度5弱以来2年3ヶ月ぶりであることから、首都圏における強い地震への警戒が高まりそうだ。

東京湾が前回揺れた2015年12月26日のケースでは、同日中に東京湾震源の有感地震が5回も続いたことから今後の動きを注視する必要がありそうだが、今回の震源位置が過去に揺れていたケースはあったのだろうか。

今回の震源は「北緯35.2度/東経139.8度・深さ約100km」の地点であった。東京湾を震源とした有感地震は1926年以降、今回が253回目であるが、同緯度・同経度で発生していたのは今回を除き過去3回。いずれも21世紀に入ってからであり、深さも90~100kmであることから今回とほぼ同位置で起きていたと見られる。

これら3回の事例において、その後どのような地震に繋がっていたかを調べてみると、3回中2回において、周辺で比較的強い地震が発生していたことがわかった。

2007年01月04日に今回と同緯度・同経度の場所でM3.5・震度2の地震が起きていた際には12日後に静岡県東部でM5.7・震度3。また2011年08月21日のM3.7・震度2のケースでは翌日22日に茨城県沖でM6.0・震度3を始めとするM5以上が9月にかけて茨城県沖や福島県沖で頻発していた。

一方、2005年09月15日のケースでは1ヶ月後に茨城県南部でM5.1・震度4、茨城県沖でM6.2・震度5弱が記録されていたが関連は不明である。

2005年09月15日 M3.5 震度1  東京湾
2005年10月16日 M5.1 震度4  茨城県南部
2005年10月19日 M6.2 震度5弱 茨城県沖

2007年01月04日 M3.5 震度2  東京湾
2007年01月16日 M5.7 震度3  静岡県東部

2011年08月21日 M3.7 震度2  東京湾
2011年08月22日 M6.0 震度3  茨城県沖
2011年09月07日 M5.2 震度2  茨城県沖
2011年09月08日 M5.2 震度3  福島県沖
2011年09月15日 M6.2 震度4  茨城県沖

また、これら3回にはもう一つ、ある傾向が際立っていた。2005年の際には11日後にペルーでM7.5、2007年には9日後に千島列島でM8.3、そして2011年の時にはなんと東京湾での地震発生からわずか29分後にバヌアツでM7.5が発生していたのである。

こうした点からは海外でのM7以上大地震が年内に起きる可能性も否定は出来ない。

2005年09月15日 M3.5 震度1  東京湾
2005年09月26日 M7.5 -    ペルー
2005年10月08日 M7.8 -    パキスタン

2007年01月04日 M3.5 震度2  東京湾
2007年01月13日 M8.3 -    千島列島
2007年01月21日 M7.2      インドネシア

2011年08月21日 M3.7 震度2  東京湾
2011年08月21日 M7.5 -    バヌアツ
2011年08月21日 M7.4 -    バヌアツ
2011年09月02日 M7.1 -    アリューシャン列島
2011年09月04日 M7.0 -    バヌアツ
2011年09月16日 M7.4 -    フィジー

2018年伊豆大地震説と合わせ首都圏地震への警戒高まりへ

さて、今回東京湾で2年ぶりという規模でのM4.4が発生したことで、2018年1月に伊豆で大地震が起こるかもしれない、という埼玉大学名誉教授の角田史雄氏の説が12月13日に明らかにされたばかりのタイミングであることから、こちらへの関心も高まっているようだ(関連記事参照)。

今回は東京湾の入口付近での地震ということで伊豆での大地震と直接的な関連があるかどうかは不明だが、気になるのは今回の震源が1923年09月01日の関東大震災における震源域の一端に含まれている、という点だろう。

房総半島の西側から神奈川県に及ぶ一帯が該当しているが、いわゆる関東大震災とされる一連の地震の震源域に含まれている今回の震源から近い場所では、1922年04月26日に浦賀水道地震と呼ばれるM6.8の地震が発生していた。今回の地震が「次の関東大震災」に関係しているかどうかは不明だが、2年ぶりの有感地震であることに加え2018年1月伊豆大地震説によって首都圏を襲う地震への警戒が急速に高まることだけは間違いないだろう。
 


 

※画像は気象庁より。


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