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海外地震 発生地震

2018年01月23日アラスカでM7.9が発生、類似震源では千葉県M6.7や東京湾M5.8に続いた事例も

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01月23日の日本時間18:31にアラスカでM7.9の大地震が発生した。

2018年の大地震急増は確定的か

2018年に入ってのM7以上としては01月10日のホンジュラスM7.6、01月14日のペルーM7.1に続く3回目。

M7以上の大地震が2017年を通じわずか7回であったことに照らせば、01月の段階で既に3回ものM7以上が起きている2018年は地震の多い年になるのだろうか。

1月中にM7を超える大地震が3回以上発生した年は20世紀以降8回あるが、これらの年にM7以上が何回起きていたのかを調べてみるとこうなる。

1916年 08回
1931年 19回
1969年 14回
1972年 16回
2001年 16回
2006年 11回
2009年 17回
2011年 20回

1月中にM7を超える大地震が3回以上発生した場合、その年に起きていたM7以上地震の平均回数は15.1回。つまり2018年はM7以上がわずか7回であった2017年の2倍以上、大地震が起きる可能性が極めて高いと言って良いだろう。

実は、2018年に大地震が増加するだろうとの警告は2017年に既に地質学者が発表していた。これはコロラド大学の研究グループが地球の自転速度の変化との関係から導き出したもので、過去4年に渡り減少し続けてきた地球の自転速度が2018年に反転する時期にあたることから、地球内部の液体の動きに変化が生じその結果大地震が多発するというのである。「巨大地震が20回起こる可能性は高いでしょう」と当時綴られていたが、現時点で早くも3回のM7オーバーが観測されている以上、20回という数字の信憑性が高くなってきたのは間違いない。

類似事例では千葉県東方沖M6.7や東京湾M5.8も

さて、では次に今回の震源を細かく見てみよう。上記は20世紀以降、アラスカ周辺で発生してきたM7以上の大地震の震源をマッピングした図で、今回のM7.9は赤色で示されている。

今回のアラスカM7.9が最も特徴的なのは太平洋プレートと北米プレートにおける太平洋プレート側で起きていたという点であり、付近における過去のM7以上地震のうち、太平洋プレート側で発生していた地震はそれほど多くないのがわかる。

では、上記で3回確認出来る過去の太平洋プレート側M7以上地震の際には、その後国内でどのような地震が起きていたのだろうか。

下記は太平洋プレート側で発生していた3回のM7以上と、その後2ヶ月以内に日本国内で起きていたM5.5以上の地震をリストアップしたものである。

1929年の事例では三陸沖でM5台後半からM6台の地震が頻発していたのが目立つが、3つのケースで共通点が見られるのは北海道と関東だ。

千島列島や択捉島沖、上川地方南部、それに十勝沖など北海道方面で確実に揺れていた他、関東地方も際立っている。

1929年には茨城県沖でM5.9・震度4、1987年の際には千葉県東方沖でM6.7・震度5弱という強い地震、そして1988年の場合には東京都23区でM5.8・震度4である。

こうした過去データからは首都圏への波及も有り得ると考えておいた方がよいだろう。

1929年03月07日 M7.8 -    アリューシャン列島
1929年03月09日 M6.2 震度2  硫黄島近海
1929年03月14日 M5.8 震度2  青森県東方沖
1929年03月15日 M5.9 震度2  三陸沖
1929年03月17日 M5.5 震度1  千島列島
1929年03月19日 M6.1 震度2  三陸沖
1929年03月27日 M5.5 震度1  三陸沖
1929年03月27日 M5.7 震度1  三陸沖
1929年04月01日 M6.1 震度2  三陸沖
1929年04月16日 M6.1 震度3  茨城県沖
1929年04月18日 M5.9 震度4  茨城県沖
1929年05月02日 M6.2 震度1  択捉島南東沖
1929年05月05日 M5.6 震度2  十勝沖

1987年12月01日 M7.9 -    アラスカ湾
1987年12月12日 M6.4 震度2  鳥島近海
1987年12月17日 M6.7 震度5弱 千葉県東方沖
1988年01月02日 M6.1 震度3  上川地方南部
1988年01月24日 M5.8 震度3  沖縄本島近海
1988年01月26日 M5.6 震度2  福島県沖

1988年03月07日 M7.8 -    アラスカ湾
1988年03月18日 M5.8 震度4  東京都23区
1988年04月05日 M5.6 震度3  種子島南東沖
1988年05月07日 M6.1 震度4  十勝沖
 


 

※画像はUSGSより。
関連URL:【Gigazine】2018年は大地震が多発すると地質学者が警告、その理由とは?


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