国内地震 発生地震

2018年03月23日宮城県沖で1年4ヶ月ぶりのM5以上、3年前にM6.6・震度5強引き起こした震源で

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03月23日の06:32に宮城県沖でM5.1・震度4の地震が発生した。

日本国内でM5以上の地震が発生したのは03月19日の千葉県東方沖M5.2・震度2以来4日ぶりで2018年としては11回目。また震度4以上の地震としては03月01日の西表島付近M5.7・震度5弱以来3週間ぶりで、2018年としては今回が8回目であった。

宮城県沖を震源とする地震としては03月15日のM4.1・震度3以来8日ぶりであったが、宮城県沖でM5以上を観測したのが2016年11月12日のM5.8・震度4以来約1年4ヶ月ぶりだった、と言えば地震の多い宮城県沖と言えども珍しい規模だったと言って良いことがわかるだろう。

今回の震源についてまず知っておくべきであるのは、震源位置「北緯38.9度/東経142.1度」の地点がこれまでに強い地震を引き起こしてきた場所であるという点だ。今回の深さは約50kmであったが、2015年05月には同一箇所でM6.6・震度5強という地震が起きていた他、深さ40kmの地点でもM7.4をはじめとするM6以上が複数回記録されている。

1978年06月12日 M7.4 震度5弱 宮城県沖(今回と同緯度・同経度)
2011年03月31日 M6.0 震度5弱 宮城県沖(今回と同緯度・同経度)
2012年06月18日 M6.1 震度4  宮城県沖(今回と同緯度・同経度)
2015年05月13日 M6.6 震度5強 宮城県沖(今回と同緯度・同経度)

こうした点からは今後更に強い地震が発生する可能性を否定出来ないが、東北地方太平洋側でM5以上の地震が起きる恐れについてのシグナルも出ていた。

03月09日にパプアニューギニアでM6.8が発生した際、近い震源でこれまでに起きてきた地震のその後を調べてみると北海道から東北地方太平洋側で1ヶ月以内にM5以上に繋がる傾向があったのである(関連記事)。

気になる今後の動向だが、前述した通り今回の震源位置「北緯38.9度/東経142.1度・深さ約50km」それ自体で強い地震が起きる可能性があることに注意するべきである他、03月22日の苫小牧沖M4.0の際に指摘したことだが(関連記事)、苫小牧沖における同一震源地震においてはその後三陸沖でM6以上を含む群発地震に繋がっていた事例が複数回確認されていることから、三陸沖についても要警戒、と考えておくべきだろう。

またこれも03月22日に紹介したが、村井俊治東大名誉教授が「大地震の予兆の可能性を否定できない」と語る一方で、メディア上で「東北から北関東の太平洋地域」への注意を呼びかけていることも念頭に置いておくべきである(関連記事)。
 


 

※画像は気象庁より。


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