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宏観異常

2018年03月23日遠州灘に続き和歌山県でもクジラが打ち上げ、前回は三重県南東沖M6.1の前にも

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03月22日に遠州灘海岸にクジラが打ち上げられたばかりの太平洋側だが、今度は03月23日に和歌山県串本町でザトウクジラの死骸が打ち上げられた、と現地紙が報じている。

これは03月24日に紀伊民報が伝えているもので、それによると03月23日に和歌山県串本町の荒船海岸に体長6~7mのザトウクジラが岩礁に打ち付けられた状態で見つかったという。

太平洋側では03月22日にも静岡県掛川市の遠州灘海岸に体長約7mのアカボウクジラが打ち上げられたばかりであることから(関連記事)、南海トラフ巨大地震との関連も否定出来ない和歌山県や静岡県における連日のクジラ打ち上げは話題になりそうだ。

また今回の報道によると「荒船海岸では、2016年1月にもザトウクジラの死骸が打ち上がった」ということであることから同年04月16日の熊本県におけるM7.4・震度7地震を想起する人が多いだろうが、それ以上に思い出しておくべきは2016年04月01日に三重県南東沖で発生していたM6.1・震度4である。

当時南海トラフ巨大地震の前震ではないかとして緊張が走ったが、この地震の3ヶ月前にも今回と同じ荒船海岸でクジラが打ち上げられていたという事実は知っておくべきだろう。

更に和歌山県におけるクジラ打ち上げということで南海トラフ巨大地震への連想がどうしても働くところだが、注意すべきは海溝型の巨大地震だけではない。

南海トラフ巨大地震に関しては2018年に地震調査委員会が「M8~9クラスの大地震」のリスクについて「70%程度」から「70~80%」に引き上げたばかりだが、南海トラフ巨大地震前に起きる内陸地震への備えも高めておくべきだ、と主張する専門家もいる。

これは2018年01月下旬に東北大学災害科学国際研究所の遠田晋次教授が産経新聞紙上で指摘していたが、教授は「南海トラフ地震を前に増える近畿・中部の内陸(直下型)地震への警戒を」と警鐘を鳴らし、「プレ南海トラフ地震」として「西日本の内陸地震は阪神大震災以降、次の南海トラフ地震に向け活発化している」と述べているのだ。

更に遠田教授は「私は、近畿では山崎断層、大阪北部、京都府南部、和歌山の地震に注目しています」と今回クジラが打ち上げられた和歌山だけでなく、大阪や京都といった人口密集地帯における内陸地震の発生を懸念していた。
 


 

関連URL:【紀伊民報】ザトウクジラの死骸、打ち上がる 串本町荒船海岸 【産経ニュース】南海トラフ地震を前に増加する内陸地震に警戒せよ 近畿、首都圏は要注意 地震学研究者が警告


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