180329-001osakafunanbu

国内地震 発生地震

2018年03月29日大阪府南部と和歌山県北部で相次いで揺れ、中央構造線上で起き得る地震の規模は

Pocket

 
03月29日の07:19と07:23に大阪府南部と和歌山県北部で相次いで有感地震が発生した。

03月29日07:19 M3.1 震度2 大阪府南部
03月29日07:23 M2.8 震度2 和歌山県北部

震源がどちらも中央構造線に近く、特に大阪府南部は中央構造線上とも言って良い位置だけに、中央構造線断層帯に沿った場所への波及の可能性もないとは言えない。

和歌山県北部では03月22日にも今回と同位置「北緯34.2度/東経135.2度」でM2.4・震度1が発生しており、和歌山県北部における有感地震発生数も2018年になってから既に13回と地震活動の活発な場所であることから、今回の地震については大阪府南部との連動という以外の特徴は今のところ見い出せない。

しかし、大阪府南部における震源位置についてはひとつ、知っておきたい点があるのだ。大阪府南部で有感地震が発生したのは2017年12月18日のM2.1・震度1以来約3ヶ月ぶり(関連記事)。それほど珍しくはないように感じるかもしれないが1926年以降の約90年間で起きてきた大阪府南部における有感地震はわずか89回であることから、最近になって地震活動が活発化し始めている震源、ということが出来る。

地震発生数は確かに増加しており、大阪府南部では2017年に5回、2016年に2回、2015年に3回など近年、毎年複数回の有感地震を記録しているのだ。更に21世紀に入ってからの33回の地震のうち、実に23回もが今回と同位置である「北緯34.3度/東経135.2度」で起きているのである。

そしてこの「北緯34.3度/東経135.2度」における地震でどうしても知っておかねばならないのは、1999年に約50年ぶりに揺れて以降頻発し始めている点と、半世紀前に一度だけ起きていたのが1944年08月24日つまり昭和東南海地震の数ヶ月前だったという点。

従って今回の大阪府南部・和歌山県北部のコンボ地震では、中央構造線上への波及への懸念と共に南海トラフ巨大地震への備えという両面から注意しておく必要があるだろう。

尚、南海トラフ巨大地震は言うに及ばず、中央構造線上で起き得る強い地震のうち、大阪府に影響を及ぼす恐れのある想定地震の中には「M8.0程度もしくはそれ以上」と政府の地震調査研究推進本部が設定している箇所もある。

震源 想定規模 30年確率
金剛山地東縁 M6.8程度 ほぼ0%
五条谷区間 M7.3程度 不明
根来区間 M7.2程度 0.007%~0.3%
紀淡海峡-鳴門海峡区間 M7.5程度 0.005%~1%
讃岐山脈南縁東部区間 M7.7程度 1%以下
讃岐山脈南縁西部区間 M8.0程度もしくはそれ以上 ほぼ0%~0.4%
石鎚山脈北縁区間 M7.3程度 0.01%以下
石鎚山脈北縁西部区間 M7.5程度 ほぼ0%~12%
伊予灘区間 M8.0程度もしくはそれ以上 ほぼ0%
豊予海峡-由布院区間 M7.8程度 ほぼ0%

 

 

※画像は気象庁より。


「地震ニュース by BuzzNews.JP」では地震の分析と過去データからの予測・前兆情報を全てオリジナル記事でご提供。新着記事配信登録でいち早くどうぞ。


follow us in feedly

読者アンケートにご協力下さい。読者アンケート
現在の予測情報はメインメニューから「地震予測カレンダー」を参照して下さい。

当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。転載には許可が必要です。「無断転載禁止」をご覧ください。また当サイトの情報を元にしたリライトと判断される行為についても固くお断り致します。
BuzzNews.JPは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

Pocket

-国内地震, 発生地震
-, , , , , , , ,