180330-001papua

海外地震 発生地震

2018年03月30日パプアニューギニアでまたM6.9、現地で5連発後に国内で発生していた事例とは

Pocket

 
03月26日にM6.6の強い地震が起きたばかりのパプアニューギニアで、03月30日に更に強いM6.9の地震が発生した。

1ヶ月でM6.5以上が5連発

これは03月30日の日本時間06:25のことで、気象庁がM7.2と発表したことから注目を集めているようだ(USGSではM6.9と計測)。

今回の地震の特徴はまず、03月26日のM6.6と震源がほぼ同位置である点が挙げられる。上記は2018年にパプアニューギニア付近で発生してきたM6.5以上の震源マッピング図だが、赤色で示している今回の震源と重なるように見える水色の丸印。これが03月26日のM6.6なのである。

深さも03月26日の約40kmに対して今回が約35kmと近く、ほぼ同一に近い場所が揺れたと言って良いだろう。また、03月26日よりも規模の大きなM6.9が今回発生したことから、今回の地震が本震であったかどうかはまだわからない。

今回のM6.9は03月26日のパプアニューギニアM6.6以来4日ぶりとなり、2018年に起きた世界におけるM6.5以上地震としては10回目である。2017年に10回目のM6.5以上が観測されたのが2017年04月25日のチリM6.9であったことから、2018年は3ヶ月が経過した段階で早くも2017年を約1ヶ月上回るペースの早さとなっており、やはり指摘されていたように強い地震の多い年となる可能性が高そうだ。

さて、再びM6.9が発生したパプアニューギニアだが、03月26日のM6.6以外にも直近の約1ヶ月で5回ものM6.5以上が集中発生している状態である。

02月26日 M7.5 パプアニューギニア(関連記事
03月07日 M6.7 パプアニューギニア
03月09日 M6.8 パプアニューギニア(関連記事
03月26日 M6.6 パプアニューギニア(関連記事
03月30日 M6.9 パプアニューギニア

現地5連発で日本への影響は

次に日本国内への影響はあるのだろうか。前回、03月26日のM6.6の際にパプアニューギニアにおける近似条件下においては伊豆・小笠原方面で1ヶ月以内にM5以上が起きる傾向がある、また沖縄方面での地震活動に繋がっていく可能性がある、と指摘していたが(関連記事)、今回はパプアニューギニアでM6.5以上が約1ヶ月の間に5回以上連発した場合、その後の国内地震にどのような特徴があったか、という点について調べてみた。

するとやはり伊豆・小笠原方面との関連を窺わせる事例が複数見つかった。地震活動が活発なパプアニューギニアと言えども、約1ヶ月の間にM6.5が5連発以上したケースは数例しかないが、まず直近では2015年03月末から05月初旬にかけてM6.5以上が5回。この時は2015年05月30日に小笠原諸島西方沖でM8.1の巨大地震が起きていた。

またその前は2000年11月から12月にかけてパプアニューギニアでM6.5以上が8回発生していた事例。ここでは日本国内の方が先に影響が出ており、2000年03月28日に硫黄島近海M7.9や2000年06月から08月にかけて新島・神津島や三宅島近海で複数回のM6以上を含む群発地震と三宅島の噴火が起きていたのである。

更に1971年07月08月にかけてパプアニューギニアで11回のM6.5以上が連発した際には、年明けの1972年02月に八丈島東方沖でM7.0、といった具合。

こうした点からは直近のみならず、東京オリンピックにかけて伊豆・小笠原方面への備えは欠かすことが出来ないと言えそうだ。
 


 

※画像はUSGSより。


地震の分析と過去データからの予測・前兆情報を全てオリジナル記事でご提供。「地震ニュース by BuzzNews.JP」は新着記事配信にご登録の上、お楽しみ下さい。


follow us in feedly

読者アンケートにご協力下さい。読者アンケート
現在の予測情報はメインメニューから「地震予測カレンダー」を参照して下さい。

当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。転載には許可が必要です。「無断転載禁止」をご覧ください。
BuzzNews.JPは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

Pocket

-海外地震, 発生地震
-, , ,