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地震予測

2018年04月10日M6.1に引き上げられた島根県西部震度5強の今後の余震活動は、過去のデータでは

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04月09日の01:32に発生した島根県西部・速報値M5.8地震が、その後気象庁によって地震の規模が引き上げられ、暫定値M6.1に変更されている。

急速に縮小中の余震活動

今回の地震の規模がM6.1に引き上げられたことにより、2018年としては01月24日の青森県東方沖M6.2・震度4以来2度目のM6以上地震となった。

2017年に発生した国内M6以上地震は7回であったが、2度目のM6以上が2017年07月13日の日本海西部M6.3・震度1であったことから、2018年の地震活発化傾向が今回のマグニチュード引き上げで更に顕著になったと言える。

さて、04月09日01:32のM6.1・震度5強本震以降、04月10日の07:30までに発生した有感地震数は28回と非常に多くの揺れが現地を襲っているが、そのうちの25回は本震から12時間以内に起きており、12時間が経過した04月09日の午後以降、10日朝までに観測された地震数はわずか3回と急速に地震活動を縮小している。

特にM4を超える余震は震度4を4回含む5回が発生しているが、全て04月09日の明け方までに起きており、それ以降は観測されていない。

04月10日07:30までに発生したM4以上の地震

04月09日01:32 M6.1 震度5強 島根県西部
04月09日01:43 M4.4 震度4  島根県西部
04月09日01:56 M4.7 震度4  島根県西部
04月09日02:03 M4.3 震度3  島根県西部
04月09日02:10 M4.8 震度4  島根県西部
04月09日05:05 M4.6 震度4  島根県西部

こうした点からは今後の強い余震への警戒を緩めて良い可能性もありそうだが、過去の事例ではどうなのだろうか。

過去の余震発生傾向は

今回の地震について気象庁は報道発表で今後の余震についてこう言及しており、今後1週間程度、最大震度5強程度もしくは更に強い揺れをもたらす地震の可能性に言及している。

気象庁「この地域では過去に、大地震発生から1週間程度の間に同程度の地震が続発した事例があることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5強程度の地震に注意するとともに、さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もありますので注意してください。」

実際、付近でこれまでに起きてきた強い地震後の余震発生状況はどうだったのだろうか。いくつかの事例について見てみると、やはり暫く時間が経過してからの強い地震が起きる傾向があるようだ。

まず2000年10月06日の鳥取県西部地震(M7.3・震度6強)のケース。この時は本震発生当日から翌日未明にかけて震度5弱や3回の震度4など直後に強い余震が連発した後に、10日後の2000年10月17日にM4.5・震度4が発生していた。

また2011年06月04日に鳥取県東部でM5.2・震度4を観測した際にも、やはり12日後に06月16日にM4.0・震度3が起きていた。

更に2016年10月21日の鳥取県中部M6.6・震度6弱の場合も同様の展開を見せていた。本震当日に6回記録していた震度4が起きていたのは8日後の2016年10月29日M4.4・震度4であったのである。

こうした過去事例からは、今回のM6.1においても現在、急速に余震活動が縮小しているとは言え、今後2週間以内に再度の震度4が起きる恐れは十分にあると考えておいた方が良いだろう。
 


 



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