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国内地震 発生地震

2018年04月14日根室半島南東沖で2年3ヶ月ぶりのM5以上、同一震源の唯一事例後に起きていた大地震は

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04月14日の04:00に根室半島南東沖でM5.4・震度5弱の地震が発生した。

根室半島南東沖で2年3ヶ月ぶりのM5以上地震

日本国内におけるM5以上の有感地震としては04月12日の北海道西方沖M5.0・震度1(関連記事)以来2日ぶり、また震度5弱以上の強い揺れを観測した地震としては04月09日の島根県西部M5.8・震度5強(関連記事)以来5日ぶりであった。

特に震度5弱以上を記録した地震としては今回が2018年としては3回目であったが、2017年に3回目の震度5弱以上地震が発生したのが2017年06月25日の長野県南部M5.7・震度5強であったことに照らせば、日本国内における地震活動が前年より活発化の傾向を顕著に見せ始めた、と捉えることが出来るため、今後の揺れに要注意と言えそうだ。

次に今回地震が起きた根室半島南東沖についてだが、同震源で有感地震が発生したのは04月09日のM3.5・震度1以来5日ぶりで、2018年としては今回が7回目。

比較的地震の多い場所として知られる根室半島南東沖だが、2016年、2017年共に有感地震発生数は14回であったことから、04月14日の時点で既に7回を数えている2018年は、根室半島南東沖での地震活動が最近増加傾向にあること、それにM5以上を観測した地震としては2016年01月21日のM5.1・震度3以来2年3ヶ月ぶりであったこと、更に震度5弱以上を記録した地震としては2004年12月06日のM7.0・震度5強まで遡る必要があること、それぞれの点から地震が少なくない根室半島南東沖としても、珍しい規模であったと言うことが出来る。

過去唯一揺れていた同一震源は「大震災直前」

さて、北海道東部と言えば2017年12月に地震調査委員会が「千島海溝沿いの地震活動の長期評価」の中で、M9に迫る超巨大地震が今後30年以内に最大40%の確率で発生する可能性があると指摘した場所である(関連記事)。

今回の震源の南側ではこれまでにも1973年の根室半島沖地震(M7.4・震度5)や1994年の北海道東方沖地震(M8.2・震度6)の震源域となってきただけに、今回の揺れが今後の強い地震を誘発していく可能性も否定は出来ないが、今回の震源位置に限っては特に東北地方との関連を指摘しておく必要がありそうだ。

というのも今回の震源位置「北緯43.2度/東経145.7度・深さ約50km」の地点でこれまでに発生した有感地震はわずか1回、2010年11月15日のM3.5・震度1のみなのだ。

2010年11月中旬という時期は東日本大震災の数ヶ月前、直前期と言ってもいいタイミングであったわけだが、翻って2018年04月、今回の地震直前に東北地方太平洋側でこれだけの地震が起きている。

04月12日 M3.9 震度1 宮城県沖
04月12日 M4.0 震度2 宮城県沖
04月12日 M4.3 震度2 福島県沖
04月12日 M4.7 震度2 三陸沖
04月12日 M4.8 震度3 宮城県沖
04月12日 M3.4 震度1 宮城県沖

東北地方太平洋側では東日本大震災の震源域南北における割れ残りが崩れることによって発生するいわゆるM8クラス最大余震がまだ起きていないとされるだけに、東日本大震災直前と同一位置であった今回の根室半島南東沖における地震と、直前に連発した東北地方太平洋側におけるM4以上の間に何らかの関係がある恐れも視野に入れて、東北地方太平洋側における強い地震への備えを念のために高めておいたほうが良さそうだ。
 


 

※画像は気象庁より。


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