宏観異常

2018年05月21日東日本で日暈(ハロ)観測、その後地震起きていた例は

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05月21日に東日本を中心に「日暈(ハロ)」の目撃を報告する投稿がSNSなどに相次いでいるとしてNHKがこれをニュースとして報じるほどの規模となっている。

日暈(ハロ)現象がNHK報じるほどの話題に

日暈(ハロ)は上空にある薄い雲の中に含まれている氷の粒に太陽光が当たり屈折することによって生じる現象で、下記はYahoo!リアルタイム検索で「日暈」を含む投稿の数をグラフ化したものだが、過去30日間と比較すると今回、非常に多数回に渡って言及されていることがわかる。

環水平アークや環天頂アークなどと共に珍しい気象現象として知られる日暈(ハロ)だが、今回も「地震の前兆では」といった声も散見されているようだ。日暈(ハロ)が地震の前兆であるという科学的な根拠はもちろん確認されていないが、地鳴りや海鳴り、それに深海魚やイルカ・クジラの打ち上げといった現象同様、噂レベルでは以前から囁かれているからである。

では、これまでに日暈(ハロ)が話題となった後に地震が起きていたケースはあったのだろうか。

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日暈(ハロ)後に地震あったケースは

2017年05月15日に福岡で日暈(ハロ)が見られたと新聞が報じていた際には、福岡で道路の陥没が相次いだといったニュースと相まって警戒が広がったが、付近ではその後特に目立った地震は起きていなかった。

2015年04月に関東から関西にかけての一帯で日暈(ハロ)が話題となった際には4日後に三陸沖でM5.0・震度2が、8日後に与那国島でM6.8・震度4という大規模な地震が発生していたが、離れた場所であったため関連は不明である。

また2014年10月に関東から関西にかけて日暈や環天頂アーク、幻日環といった珍しい気象現象が相次いだ際には翌日青森県東方沖でM6.1・震度4、また6日後に八丈島東方沖でM5.9・震度2が起きていた。

一方、日暈(ハロ)が確認された付近で強い地震が観測されたケースもある。2015年05月に関東地方で日暈や環水平アークが見られた際には3日後に埼玉県北部でM5.6・震度5弱、8日後に茨城県南部でM4.8・震度4と小笠原諸島西方沖ではM8.1という深発巨大地震が発生していたのだ。

他にも2016年07月10日に関東地方で日暈が見られると翌日から07月27日にかけて八丈島近海や茨城県南部・北部、それに千葉県東方沖で震度5弱を含むM5を超える地震が6回相次いだこともあった。

珍しい気象現象と地震との関係が語られるのは、2008年の四川大地震の直前や1707年の富士山宝永大噴火の直前に「彩雲」がそれぞれ見られたとされていることや2014年5月4日に環水平アークが出現し地震との関連が囁かれると翌日早朝、伊豆大島近海でM6.2の地震が発生した、といったことも影響しているとみられる。

M5台の地震は日本国内では珍しいとは言えないことや日暈(ハロ)と地震発生の関係に科学的な根拠が見つかっているわけではないことからそれほど不安視する必要はないだろうが、仮に偶然であったにせよ、上記の通り日暈(ハロ)の8日後にM6.8、翌日M6.1、8日後にM8.1といった事例も存在しているという事実は何とも不気味ではあると言えるだろう。
 


 

関連URL:【NHK】空を見上げれば“光の輪” 東日本中心に「ハロ」現象相次ぐ


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