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2018年05月25日長野県北部で今年2回目の震度5強、同一震源後によく揺れていた場所とは

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05月25日の21:13に長野県北部でM5.1・震度5強の地震が発生した。

2018年2回目の震度5強が長野県北部で発生

日本国内でM5以上の有感地震を観測したのは05月18日の釧路沖M5.8・震度4(関連記事)以来1週間ぶりで、2018年としては今回が23回目。

また震度5強以上を記録した地震としては04月09日の島根県西部M5.8・震度5強(関連記事)以来1.5ヶ月ぶりで、2018年としては今回が2回目である。

2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱以来、震度6以上が発生していないことから、今回の地震は2017年以降最も強い揺れであったと言え、警戒が広がりそうだ。

次に長野県北部で有感地震が発生したのは05月16日のM2.5・震度3以来9日ぶり。今回の地震は2018年としては13回目に当たるが、長野県北部では05月12日にもM5.1・震度5弱(関連記事)が起きたばかりであった。

ここで知っておきたいのは長野県北部で2018年、既に震度5弱以上が2度発生している一方、その前が2014年11月22日のM6.8・震度6弱であったこと、つまり2018年05月に突如、強い地震が相次いでいるという点だ。これは何を意味しているのだろうか。

「長野盆地西縁断層帯」と「十日町断層帯」

今回の震源は長野県の北東部、新潟県との県境付近であったが、M5.1が発生した21:13から21:30までの短時間に付近では4回の地震が相次いで発生している。

05月25日21:13 M5.1 震度5強 長野県北部
05月25日21:16 M3.2 震度2  新潟県中越地方
05月25日21:23 M3.3 震度2  新潟県中越地方
05月25日21:28 M2.9 震度2  長野県北部

長野県から県境を越えて新潟県側へも地震活動が波及している形だが、いずれも震源の深さは「ごく浅い」「約10km」であることから、周辺の活断層についてまずは知っておくべきだろう。

M5.1が発生した震源付近に横たわっているのは「長野盆地西縁断層帯」で、30年地震発生確率は最大M6.8~M7.8の規模が「ほぼ0%」または「不明」と予測されている。

一方、新潟県中越地方に波及している新潟県側には「十日町断層帯」が横たわっており、M7.0~M7.4の規模の地震が30年間で最大3%以上と比較的高い確率で予測されている。

今後の地震活動が長野盆地西縁断層帯に沿って西側へ広がっていくようであれば、糸魚川-静岡構造線断層帯への影響に注視する必要も出てくるだろう。

同一震源での地震後に揺れていた場所とは

次に今回の震源位置「北緯36.9度/東経138.5度・ごく浅い」と同一の場所が揺れた際に、その後の国内地震に何らかの傾向性は窺えるのか調べてみた。

「北緯36.9度/東経138.5度・ごく浅い」の地点で過去に有感地震として観測されていたのは4回。それらについてその後2ヶ月以内に発生していたM5以上地震について見てみると、関東から東北にかけての太平洋側で強い地震が多く起きていたことがわかった。

三陸沖や福島県沖といった震源も揺れてはいたが、中でも目立っていたのが茨城県での地震である。

2005年10月には1週間後に茨城県南部でM5.1・震度4が起きた後、その3日後に茨城県沖でM6.2・震度5弱。また同じ2005年の12月のケースでは翌年2月初めに茨城県沖でM5以上が4連発。

2011年04月のケースは東日本大震災直後のタイミングであったことから参考にはなりにくいがやはり茨城県沖などで多数のM5以上が起きていた。

そして2016年11月の事例でもその後茨城県が揺れていたが、この時は2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱だったのだ。

もうひとつ、太平洋側との関連を挙げておこう。東日本大震災の翌日、2011年03月12日に新潟県中越地方でM6.7・震度6強という地震が発生していたのを覚えている人も少なくないだろう。この時の震源が今回とごく近い場所だったのである。
 


 

※画像は気象庁より。


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