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宏観異常

2018年06月04日東京湾で赤潮が発生、地震との関係は?首都圏地震への警戒急速に広がる中

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関東地方で強い地震への警戒が急速に高まっている。

「アユ」の話題で首都圏での地震に警戒広がる

首都圏で地震への不安が増大しているのは、05月19日に紹介していた神奈川県相模川におけるアユの大量遡上と大地震との関係(関連記事)を取り上げた週刊ポストの記事が06月04日、「ポストセブン」に掲載され注目を集めていることが背景にあるようだ。

「相模川でアユが大量発生 地元住民が気味悪がる言い伝え存在」というタイトルで公開された記事では地元住民による「アユが豊漁だと地震がくる」という言い伝えに触れ、魚類学者の「アユの大量発生と地震に何らかの因果関係があるように思います」という言葉で間接的に注意を促している。

既に紹介している通り、現在南関東に対しては村井俊治・東大名誉教授が強い地震発生の可能性を指摘しており、04月下旬に「週刊MEGA地震予測」上で南関東を「要注意」から「要警戒」にレベルアップしていた他(関連記事)、05月上旬にはメディア上で「3ヶ月以内震度5以上」と期間・規模に触れ注目を集めたばかりだった(関連記事)。

こうした点から首都圏における強い地震への警戒が急速に高まっている形だが、果たして地震は起きるのだろうか。

赤潮の発生と地震の関係は

そんな中、06月04日に東京湾で赤潮が発生したとテレビが報じている。これは各地で季節外れの暑さとなったことから海水温が上昇、プランクトンの異常増加によって東京湾で赤潮が発生したというもの。

赤潮と地震の発生の関係が囁かれることがあるが、関連しているのだろうか。赤潮が地震の前兆である可能性に言及される理由のひとつには、東日本大震災の当日朝、愛知県三河湾で赤潮が発生していたことが挙げられるようだ。

しかし東北地方とは距離が離れていた点や、他の前兆現象のように大地震前に顕著に見られていたとは言い難いことから、赤潮が地震発生の前兆であるとの説はあまり支持されていない。

東京都環境局のWebサイトに掲載されている「東京都内湾 赤潮発生状況について」でも平成に入ってから東京湾では毎年20~30回程度赤潮が発生していることから、赤潮を地震の前兆と見做すのは無理があるだろう。

とは言え、気になる情報もある。海底火山の活動による海水温の上昇が赤潮を引き起こすとの指摘もあるためである。

AERAdot.が2018年の年初に掲載した「地震の活動期に入った日本 2018年に危ないのはどこか?」の中では、ジャーナリストが2017年夏に鎌倉沖で頻繁に赤潮が発生していた例を挙げ「伊豆沖の海底火山の活動が活発になって海水温が上がったためとも言われています」とコメントしているのだ。

鎌倉沖では2017年05月05日に発生した赤潮が複数のメディアに取り上げられていたが、この時はその翌日、05月06日に八丈島東方沖でM4.9・震度2が起きていた。

今回の東京湾の赤潮が地震の前兆ということではないだろうが、だからといって首都圏が安心というわけではもちろんない。備えは必要である。
 


 

関連URL:【ポストセブン】相模川でアユが大量発生 地元住民が気味悪がる言い伝え存在 【日テレNEWS24】季節外れの暑さ…東京湾で赤潮が発生 【東京都環境局】東京都内湾 赤潮発生状況について 【AERAdot.】地震の活動期に入った日本 2018年に危ないのはどこか?


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