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国内地震 発生地震

2018年07月01日大阪府北部で8日ぶりに震度3の地震、有馬-高槻断層帯に極めて近い位置で

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07月01日の12:42に大阪府北部でM3.6・震度3の地震が発生した。大阪府北部で震度3以上が起きたのは8日ぶりであったが、今回の地震は震源の位置が有馬-高槻断層帯上とも言って良い場所で発生したようだ。慶長伏見地震を引き起こした断層帯である。

3日ぶりの有感・8日ぶりの震度3以上

大阪府北部で有感地震が観測されたのは06月28日のM2.8・震度1以来3日ぶり、また震度3以上を記録したのが06月23日のM4.0・震度3以来8日ぶりであったことから、順調に余震活動が減衰していた中で久しぶりに強めの地震が襲った、との印象を与えている。

06月18日にM6.1・震度6弱が起きて以降、震度3以上の地震は今回が7回目。現在までの地震発生状況はこのように推移していることから、今回も震度3の揺れを伴ったものの、一連の余震活動の一環と考えて良さそうだ。

大阪府北部における有感地震発生数

06月18日 18回(震度6弱・震度3)
06月19日 12回(震度4・震度3・震度3)
06月20日 02回
06月21日 02回
06月22日 02回
06月23日 01回(震度3)
06月24日 00回
06月25日 00回
06月26日 00回
06月27日 00回
06月28日 01回
06月29日 00回
06月30日 00回
07月01日 01回(震度3)※14:30まで

有馬-高槻断層帯上と言って良い位置で

とは言え、気になる点もある。上記は左側が大阪府北部における07月01日朝までの24時間の地震活動を、右側が07月01日08:15~14:15までの地震活動をそれぞれ示している。

左:06月30日06:30~07月01日06:30
右:07月01日08:15~07月01日14:15

左図から大阪府北部における地震活動の活動領域がこれまでとの比較で大きな変化を見せていないことがわかる。しかし今回のM3.6・震度3が発生したのは右図から「有馬-高槻断層帯」上とも言っていい位置であったようなのだ。

有馬-高槻断層帯が1596年に慶長伏見地震(M7.5)を引き起こした断層であることを説明する必要は既にないだろうが、地震本部によると同規模のM7.5程度(M7.0~M8.0)の地震が今後30年に「ほぼ0%~0.03%」の確率で起きるとされていることから、今回の震度3が有馬-高槻断層帯を刺激するといった展開も考えられなくはないので、もう暫く注意しておいた方が良いだろう。

また、震度6弱発生時に注目を集めた南海トラフ巨大地震との関連については、大阪府北部震度6弱と南海トラフ巨大地震との間に直接の関係はないとの説が有力ではあるものの、06月下旬に南海トラフ付近で過去20年間観測されていない地殻変動が見られる、と指摘されている点や(関連記事)大阪府北部では1946年12月21日の昭和南海地震(M8.0)の直前、1946年10月02日にM3.9・震度2が起きていた点に照らしても、安心は禁物である。
 


 

※画像はHi-netより。


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