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2016年07月27日深夜、茨城県北部で震度5弱の地震発生、前兆現象と今後注意すべき点は

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7月27日深夜、23:47に茨城県北部を震源とするM5.3の地震が発生、関東地方全域を揺れが襲った。

震源の深さは50km、M5.3だったこの地震では茨城県の日立市や常陸太田市で震度5弱を記録したのをはじめ東京都心でも震度2など広い範囲で揺れが観測されたが、首都圏で大きめの地震が多発傾向にあるためか、いつもにも増して今後への警戒が強まっているようである。

今回の震源である茨城県北部で前回有感地震が起きたのは約1ヶ月前の6月29日でこの時はM3.7・震度3であった。また同震源でM5以上の地震が発生したのは2013年12月31日のM5.4以来約2年7ヶ月ぶり、震度5弱以上を記録したのも同じ地震以来だった。

茨城県北部を震源とした地震としては1928年以降最も規模の大きなものは1930年6月1日のM6.5・震度5弱であるが、今回の地震について気象庁が発表した資料を見るとこのM6.5地震の震源位置が今回のM5.3・震度5弱の震源位置と非常に近い場所にあったことがわかる。

また資料によると1924年9月18日にもすぐ近くでM6.5の地震が起きており、今回の震源の近くでは茨城県北部としては強い地震が起きる場所であるようで、1930年のM6.5の際には震源の深さが約54kmと今回の地震と近い深さで起きていた点にも注意が必要だろう。

7月27日深夜に起きた震度5弱地震が起きる直前期に何か異変はあったのだろうか。調べてみるといくつか気になる現象が起きていたことがわかった。まず7月26、27日に「磯臭い」という指摘がネットで増加しており、その場所としては千葉県が大多数を占めていた点。下記のYahoo!リアルタイム検索のグラフを見ると「磯臭い」が増加していたのがわかる。

他にも7月27日に「GPSの位置がズレていた」「電波時計が狂った」といったコメントがあった他、7月24日には茨城県に住むという人物が「23日の朝から大砲のような音が聞こえて目が覚めた」と書き込んでいたのが注目される。大砲音は関東大震災が起きる約半年前から神奈川県で聞こえていたとされているためである。

今後、強い地震に繋がる恐れはあるのだろうか。気になるのは気象庁が今回の地震を東日本大震災の余震と位置づけている点だ。広く知られている通り東日本大震災の余震としては大震災震源域の南北で割れ残りがあるとされ、これがM8クラスの余震を引き起こす可能性があると以前から言われているが、こうした点からは今回の地震が今後更に強い地震につながっていく可能性も否定はできないだろう。

また最近続いていた茨城県付近における地震との関連だが、気象庁では震源位置やメカニズムが異なるため直接の関連はないと考えているようだが、関東地方の地下ではプレートが複雑に絡み合っているという点からは首都直下地震への警戒も念の為に怠らないようにしたい。

他にも伊豆方面への影響も懸念される。というのも、関東地方で最近、強い地震や伊豆方面における群発気味の地震が相次いでいることについて複数の専門家が首都直下地震などへの警戒を促すコメントを出しているのは既に紹介したが、その中で埼玉大学の名誉教授の角田史雄氏がが熱移送説から「北伊豆地震の再来を懸念している」と指摘していたのを覚えているだろうか。上記で今回の地震に近い位置で起きていた過去の地震として挙げた内、1930年6月1日のM6.5が発生してから約半年後の1930年11月26日に死者272人を出したM7.3の北伊豆地震が起きていたのである。
 
160728-001
 

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