地震ニュース

データからの地震予測・宏観・前兆

国内地震 発生地震

2016年09月29日択捉島南東沖でM5.2の地震が発生、昭和南海地震と同じ日に揺れていた震源

Pocket

 
9月29日の1:33に択捉島南東沖でM5.2の地震が発生した。


26日の浦河沖M5.5、沖縄本島近海M5.7に続くM5オーバーの地震であり、数時間前の9月28日18:38には与那国島近海でM4.8・震度2の地震が起きていたことを合わせ日本列島でM5クラスの地震が相次いでいる。

択捉島南東沖における有感地震としては7月29日のM4.6以来丁度2ヶ月ぶりのことであり、また同震源におけるM5以上の規模としては2014年7月21日のM6.2・震度3まで遡る必要がある。

しかし択捉島南東沖では過去に強い地震が繰り返し起きていることから、危険な震源として認識しておくことも重要だ。同震源で過去90年間に記録されているM7オーバーの地震一覧。

1937年02月21日 M7.6 震度2  択捉島南東沖
1946年12月21日 M7.1 震度2  択捉島南東沖
1947年04月14日 M7.0 震度2  択捉島南東沖
1958年11月07日 M8.1 震度5弱 択捉島南東沖
1963年10月13日 M8.1 震度4  択捉島南東沖
1978年03月23日 M7.0 震度3  択捉島南東沖
1978年03月25日 M7.3 震度3  択捉島南東沖
1995年12月04日 M7.3 震度2  択捉島南東沖

わずか5年の間にM8以上の巨大地震が2回起きた実績があることやほぼ10年毎にM7クラスの地震が発生していること、そしてM7以上の地震が1995年以降既に20年以上に渡って起きていないことから近い将来における強い地震の発生が懸念される。

政府の地震本部でも択捉島沖における海溝型地震の発生は高い確率で予測されており、M8.1前後の地震が30年以内に起きる確率が60~70%とされている他、これより一回り小さなプレート間地震としてはM7.1程度の規模で90%程度と指摘されている。

また、上記のM7以上地震の中に注目すべき地震がひとつ含まれている。1946年12月21日のM7.1地震であるが、これが昭和南海地震(M8.0)がまさに起きたその日であることに気づく人は少なくないだろう。

1946年12月21日04:19に発生した昭和南海地震からおよそ15時間後の19:18に択捉島南東沖でM7.1の地震が記録されていたのである。これだけの規模の地震が1日以内に発生していたのを偶然とするのは乱暴であり、26日に南北がほぼ同時に揺れた件や鳥取で地震が続いていることなど南海トラフ巨大地震への不安が高まる中、今回の択捉島南東沖でのM5.2はまたひとつ嫌な震源が揺れたとの印象を残した。
 


 



地震の分析と過去データからの予測・前兆情報を全てオリジナル記事でご提供。「地震ニュース by BuzzNews.JP」は新着記事配信にご登録の上、お楽しみ下さい。


follow us in feedly

現在の予測情報はメインメニューから「地震予測カレンダー」を参照して下さい。

当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。
BuzzNews.JPは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

Pocket

-国内地震, 発生地震
-, , ,