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2016年10月8日の阿蘇山噴火で火山性微動により震度2を記録、前回の直後に起きていた大地震とは

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10月8日の1:46に阿蘇山の中岳第一火口で爆発的な噴火が発生、噴煙が11,000mにまで達する大規模なものであったことから今後への警戒が広がっている。


阿蘇山が噴火する可能性については4月の熊本地震直後から専門家も指摘していた。熊本地震の震源が阿蘇山から近かったことや同じ中央構造線上に位置していることから影響するのではないかと指摘されていたためである。

4月22日には国土地理院が熊本地震の本震の影響で阿蘇山の中岳河口付近が20cm沈降したと発表していた他、5月上旬には阿蘇山の火口からエメラルドグリーンの溜まり水が消失していたことが判明するなど異変も確認されており、阿蘇山の火山活動活発化についてはそれほどの驚きはない。

これ以外にもネットには8月上旬に阿蘇付近における注目すべき情報が投稿されていた。阿蘇山が発光しているという書き込みや付近の住民が「10年ほど実をつけていなかったカボスが実をつけて家族が驚いている」という報告であったが、こうした情報から近い将来何らかの天変地異が起きるかもしれないと受け止めていた人は少なくなかったようである。

但しこれらの異変が今回の噴火の前兆であったかどうかはまだわからず、今回の噴火が今後どのような影響をもたらすかについては注意を払っておくべきといえるだろう。特に日本列島における破局噴火が約6,000年周期とされているところ、既に7,300年発生していないことから、これは阿蘇山に限らないが大規模な噴火活動には十分な警戒が必要である。

もし阿蘇山がカルデラ噴火した場合、日本列島にどのような被害が及ぶのかについて5月末に東洋経済ONLINEがシミュレーションした記事を公開していたが、そこに記されていたのは絶望的な内容だ。

・数百度の火砕流が発生後2時間程度で700万人の人々が暮らす領域を覆い尽くす
・大阪では火山灰の厚さが50cmを超え、首都圏でも20cm、青森でも10cmの火山灰が積もる
・火力発電はフィルターに火山灰が詰まるため発電不能に陥る
・レールや道路が火山灰で埋没し国内の交通網はほぼ全てストップする。

そして「1億人以上が命を落とすことを想定しておく必要があるだろう」としているのである。

また噴火と地震が密接な関係にあるという点からは今後の地震発生にも注意が求められる。今回の噴火が熊本地震から半年後だったという点以外にも1707年の宝永大地震の際には49日後に富士山が噴火していた。

今回の噴火では火山性微動によって震度2を記録したと言うが、震度2以上を記録したのは約20年ぶりのことだったという。前回震度2を記録したのは1995年1月4日。これが阪神淡路大震災の2週間前だったという点は知っておいたほうがよいだろう。
 


 

 



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