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2016年10月10日鳥取県東部で10年ぶりの有感地震、昭和南海地震の前日にも揺れていた震源で

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10月10日の早朝6:03に鳥取県東部でM3.1・震度2の地震が発生した。

鳥取県東部で10年ぶりの有感地震

規模自体は小さかったものの、この地震が注目されるのは同震源における有感地震としては10年ぶりだったためである。前回は2006年8月29日のM3.3・震度2であるが、最近増加傾向にある西日本の異変や阿蘇山の噴火は長期的な視点に立った場合今後の予兆である可能性もあるのだろうか。

今回揺れた鳥取県東部を震源とする有感地震の数は少なく、1950年以降わずか21回しか発生していない。しかし、1943年には136回もの地震を記録したこともある。改めて説明する必要もないだろうが翌年、1944年12月7日には昭和東南海地震が起きていたので、その前年に大規模な群発地震が発生していたことになる。

また1946年12月21日の昭和南海地震の際にはその前日となる1946年12月20日の7:52にも鳥取県東部ではM4.0の地震を観測していたのだ。

今回の震源位置であった「北緯35.3度/東経134.3度」が前回動いたのは1943年10月20日。更に1943年の群発地震の際にはこれを含め同じ位置で8回の有感地震が発生しており、それ以来の地震という点からは注目に値する揺れだったと言って良いだろう。

1943年9月10日の鳥取地震(M7.2)では1,000人以上の死者を出したが、この地震の震源が正に鳥取県東部であったため、今後付近で強い地震が起きればまた一歩、南海トラフ巨大地震が近づいたと考えるべきなのである。

続く関西・中国地方での地震

関西や中国地方で有感地震が増加していることについて10月3日に紹介したが(関連記事参照)、そこでも触れた通り専門家は南海トラフ巨大地震の前触れとして内陸部における地震の増加を予測している。

9月中旬以降、近畿や中国地方で起きている有感地震を羅列すればこのように頻繁であることがわかる。

09月17日20:00 M2.4 震度1 京都府南部
09月18日09:35 M3.2 震度1 紀伊水道
09月19日15:52 M3.6 震度1 愛媛県南予
09月25日20:48 M3.1 震度3 兵庫県北部
09月25日21:10 M2.6 震度2 兵庫県北部
09月25日22:56 M3.1 震度2 兵庫県北部
09月26日21:14 M3.9 震度2 鳥取県中部
09月26日21:35 M3.9 震度2 鳥取県中部
09月27日11:29 M2.3 震度1 兵庫県南東部
09月28日10:20 M3.8 震度2 鳥取県中部
09月28日10:25 M3.9 震度2 鳥取県中部
09月28日10:31 M4.1 震度3 鳥取県中部
10月01日16:11 M3.4 震度1 愛媛県東予
10月02日10:08 M3.8 震度2 岡山県北部
10月02日17:42 M2.6 震度1 大阪湾
10月03日20:08 M3.3 震度1 鳥取県中部
10月06日10:48 M2.1 震度1 和歌山県北部
10月06日23:32 M2.9 震度2 和歌山県北部
10月10日06:03 M3.1 震度2 鳥取県東部

鳥取では魚の大量死など動物異変も

他にも気になる異変が起きている。ここ数日、西日本における動物の異常が次々と報じられているのだ。

10月7日には今年の夏、ウミガメの産卵地として知られる徳島県の海岸に上陸したウミガメがゼロだったとして「産卵地に異変」とニュースが伝えていた。62年続いていた観察の中で初の事だったとされており原因が議論されている。

また同じ10月7日に今回地震があった鳥取県で魚の大量死が見つかったばかりであった。これは松江市東出雲町の中海で黒鯛やハゼなど約2万匹が死んでいたというもので、台風の影響による水中の酸素不足が原因ではないかと指摘されているが何故この地域における大量死に繋がったのかはわかっていない。

そして10月9日の夕方には京都府の用水路でも魚の大量死が見つかっており、現地の新聞がこれを報じている。

こうした点に加え阿蘇山の爆発的噴火、そして長いスパンで見れば4月の熊本地震や先日の韓国における強い地震の影響など西日本一帯で南海トラフそしてその前触れとしての内陸直下型地震への警戒を強めておく必要があるのは間違いないだろう。
 

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