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2016年10月20日千葉県北東部でM5.3・震度4の地震が発生、危ない関東地方と謎の誤報

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10月20日11:50に千葉県北東部を震源とするM5.3・震度4の地震が発生した。

千葉県北東部でM5.3・震度4の地震

国内におけるM5以上の有感地震としては10月16日の宮城県沖M5.3以来4日ぶりで、前回震度4以上を記録したのも同じ地震であった。また千葉県北東部を震源とした有感地震は10月6日のM3.5・震度2以来2週間ぶりだったが同震源におけるM5以上の地震としては2012年10月12日まで遡る必要が有ることから約4年ぶりの強い地震だったと言える。

震源の位置であった北緯35.9度/東経140.6度・深さ40kmの地点では頻繁に地震が起きており、2007年以降40回以上も揺れているがそれ以前の記録にはないため最近揺れだした震源と言って良いだろう。

今回の地震前に起きていた付近での現象としては10月7日に埼玉や群馬などで「ミミズが大量死している」という書き込みが複数確認されていた点(関連記事参照)、そして地震の直前であった10月20日未明に千葉県の沿岸部に住んでいる人が「海鳴りが大きくて目が覚めた」と報告していた点が注目される。

要注意の関東地方、専門家も指摘

また関東地方に対しては東大名誉教授の村井俊治氏が9月25日のイベントで「南関東で数ヶ月以内に震度6以上の地震が発生する可能性」を指摘していたことを10月18日に紹介したばかりであった(関連記事参照)。

村井氏はこの警告を行った後に発行した「MEGA地震予測」でも最新の10月19日発行号において南関東周辺を「震度5以上の地震の可能性が極めて高く緊急性がある」と位置づけており、更に同号では「完全に静謐」と表現した上で「前兆現象の後、静謐、地震が発生するという流れは過去にもあった」として強い地震への警戒を促している。

他にも知っておきたい専門家による指摘としては元前橋工科大学教授の濱嶌良吉氏の説がある。氏は地震には400年サイクルと1,200年サイクルがあると主張しており、1,200年前の地震が現在再現されていると考えている。

東日本大震災と869年の貞観地震(M8.6)の類似性は以前から囁かれているが、9月12日の朝鮮半島南部M5.7地震が起きた際にも慶尚道で779年にM6.5の地震が発生していたことから「1,200年サイクル」に注目が集まったのを覚えている人も多いだろう。

貞観地震の前後には878年に相模・武蔵地震(M7.4)が記録されていたことから首都直下地震が話題になることも多いが、818年には弘仁地震(M7.9)が北関東で起きていたという点についても留意しておく必要がある。

不気味な「三重県南東沖M7.2」の誤報

今回の千葉県北東部M5.3・震度4の地震ではもう一つ、気になる点がある。地震発生とほぼ同時のタイミングで三重県南東沖におけるM7.2の地震という速報が出されていたのだ。

結果的に誤報ではあったが、千葉県北東部での地震からわずか10数秒後に検知したとされており、何故南海トラフ巨大地震の震源域で大地震が発生したというデータが流れたのか不気味さを禁じ得ないだろう。

前述の1,200年サイクルに照らせば貞観地震からわずか16年後・887年にはM8.5の南海トラフ巨大地震とされる仁和地震が起きており、首都直下や南海トラフはどちらもいつ動いてもおかしくない状態と言えるのである。
 


 

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